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昨日は車のスノータイヤ交換をして筋肉痛の箱福です。通販リストの閲覧も日課にしているのですが、最近は、ペア個体の入荷が多いですね。某店にもレティキュレイトボックスフィッシュのペアが入荷されていましたが、日中、購入しようと注文手続きをして確定を押す寸前に思いとどまりました。が、夜には品切れになっていました。中々雄雌のペアは購入できる機会も少ないので欲しかったのですが、まだ餌付いていないようなので数日様子見する予定でしたが、先に他のお客様がお求めになられたようです。

さて、うちのレティキュレイトボックスフィッシュは白点虫の寄生も減ってますし、餌も食べますが食が細いので胴体側面の括れが酷くなってきているようにも見えます。痩せていても餌を食べて居る内は生きていますが、なんとか太らせたいものです。今は冷凍餌と冷凍アサリだけなので配合飼料にも餌付かせる方が良いかも知れません。アサリも沢山食べてくれると太ると思うのですが、とにかく食が細い。ダイバーが撮影したレティキュレイトボックスフィッシュの動画を観てもちょこちょこっと岩に吸い付いては移動して同じ事を繰り返しながら少量を持続的に摂餌するハコフグの様なので、ほんと、なにか対策を考えないといけませんね。今のところ、コンゴウフグとアイランドカウフィッシュに、全部先に食べられてしまうのがいちばんの問題でしょうね。

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上三枚の画像は最初に入れた個体です。

下三枚の画像は後に入れた個体です。


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後から入れた個体は、まだ肌荒れが治っていないようです。

レティキュレイトボックスフィッシュの幼魚の入荷シーズンは終わりでしょうか。入荷が途絶えてしまいました。次の入荷時期まで今居る2尾を太らせる事にします。今年もあと一ヶ月余りですが、今年はハコフグよりも他の海水魚飼育に力を入れてしまった感じがします。ハコフグは虐めが原因で病気を発症させてしまったり、飼育管理不十分な一年だったように思います。唯一、救いは換水の日課がまだ続けている事だけでしょうか。


年末までまだまだやる事、やらなけらばならない事は沢山あります。



 2016_11_27


今日は二件目の話題を。マルケサスバタフライは当初、2尾目を白点寄生症で失ったので、その後、複数飼育する予定はありませんでしたが、夏場の高水温を乗り越えた事で複数飼育する事にしました。今は4尾が90センチ水槽に居ます。最初に購入したマルケサスは一回り成長しているので見分けが付きますが、他のマルケサス3尾は成長と共に見分けが付かなくなりそうなので、成長記録を残す事にしました。特に天然ペアとして購入した当時は、大きさも違い模様柄で見分けを付ける事ができましたが、数ヶ月経った今、通販リストの写真や我が家に来てから撮った写真を見比べますと、大きさにも違いが無くなり模様も微妙に変化している事に気が付きました。特にアイバンドの形状も変化してゆくようです。また、私は性分ではチョウチョウウオを選ぶ時には模様に乱れが無いものを選んでしまいますので、尚更、分からくなりそうです。同種の場合は模様柄に変化がある方を選んだ方が見分けやすいですね。


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最初に入れたマルケサスです。



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天然ペアの大きかった方の個体。右側と左側。




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天然ペアの小さかった方の個体。右側と左側。



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今のところ最後に入れた個体。



今日は短時間でしたが、マルケサスの行動を観察しておりました。天然ペアの小さい方が最後に入れた個体を執拗に追い回します。多分、雄か雌同士かも知れません?。体形を観察しておりますと、頭部から第一背鰭までの間が出っ張ている個体と、なだらかな(出っ張っていない)個体が居ます。あと背鰭後方が角張っているか丸みを帯びているか。オスメス関係なく単なる個体差なのかもしれません。

どうせの事なら10尾入れようかと思いましたが、合計金額が30万円超えてしまいます。なので、買いませんけど。

取り敢えずは、今後の為に成長記録を残して行きます。



 2016_11_20


アフリカ産ミナミハコフグの成長ぶりをご紹介したいのですが、なかなか良い写真が撮れませんので、今日はブルーエンゼルの話題です。この夏にクイーンエンゼルを失ってから、大型ヤッコはブルーエンゼルだけになりました。他の大型ヤッコの追加もしたいと時々思う事もありますが、水槽が小さいうえに過密飼育ですので、幼魚も入れないでいます。今の時期イナズマヤッコが多く入荷されていますので飼いたくなりますが、この種も今の我が家の飼育環境では長生きしないので、通販リストを眺めるだけにしております。

ブルーエンゼルもクイーンエンゼル亡き後は優雅に泳いでおりますが、チビブルーエンゼルは大きいブルーエンゼルに度々追われているのでストレスもあるのか、肌荒れの状態が一向に治りません。吻の部位には潰瘍になったままですけど、少しずつ潰瘍が小さくなっているようにも思えます。潰瘍や肌荒れはありますが、寄生虫症や感染症は患わないので地肌には膜などで覆われているのでしょうか?。


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チビブルーエンゼルは、両側の吻の部位に潰瘍が確認できます。抉れが少ないので潰瘍?ではなく皮膚膜が剥がれているだけなのかな?。しかし、健気に成長中でございます。


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大きいブルーエンゼルの方はクイーンエンゼルに一度契られ短くなりましたけど、背鰭後方と尻鰭後方のスレッドが長くなってきました。相変わらずガラス面が藻だらけの水槽なので、身体に染みができているようにみえますのはご愛嬌と言う事で……。


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今現在は水槽用の照明は点けていませんが、見る角度や動き(泳ぎ)具合いでパステルブルーが際立って美しく見えます。これからも照明は点けずに自然光のみにしようかと思案しております。


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鱗もわりと整っていて美しいです。まるで地紋のように見えます。

大型ヤッコは家庭用水槽では見応えや迫力もありますし、数尾入れたい気持ちにもなりますが、水質に敏感な種ですと飼育管理も難しく退色や体調不良を起こしやすい面があるようで、一、二尾くらいで丁度良いのかも知れません。



 2016_11_20


一日中、ヒーターが作動する季節となりました。出勤前の換水と換水後の給餌を毎日こなしている箱福でございます。この季節になりますと家に居る時にはストーブを焚いていますが、水槽のある部屋は水槽の設定温度が変動しないようにドアは開けっ放しにしております。私はファンヒーターは嫌いなので反射板式のストーブです。もしもの停電時にも火が消える事はありませんしね(一日中焚いている訳ではないので、あまり意味がないかもしれません)。真冬の雪が降ってもドアは締めきりません。とにかく、室温は水槽の水温が変動しなように気を配っております。

さて、最初に入れたレティキュレイトボックスフィッシュも一ヶ月経過しましたし、後に入れた個体も、あと10日程で一ヶ月となります。毎日、ホワイトシュリンプと赤虫、アサリを与えております。最初はコンゴウフグやアイランドカウフィッシュに遠慮がちでしたが、今は、物怖じする事なく真っ先にアサリを食べに行きます。白点虫寄生も段々と減ってきましたし、餌も食べるという事でなんとか飼育して行けそうです。ただ、もう数尾追加予定なのでちょっと心配ですが、追加は水槽を大きくしてからにした方が良さそうです。

で、餌は食べるのですが、冷凍餌のブロックを放ってやると追い掛けて食べようとしますが、一口食べると他に移動して散らばった餌が鬱陶しいのか落ち着きがなくなります。摂餌の様子を見ておりますと、少量を持続して食べるハコフグのようです。

あと、冷凍ブラインシュリンプも時々与えますが、甲殻類で消化が悪いので餌付け用に数枚買うくらいです。生きて居るように水中を舞うので餌付けにはとても良いと思います。クリーンコペポーダが品切れだったので、代用にクリーンみじんこを買って与えてみましたが、細かすぎてハコフグは勿論、チョウチョウウオすら食べませんでした。



DSC_1186.jpg最初に入れた個体。

DSC_1188.jpg後から入れた個体。


普段は距離を置いて泳いでおりますが、時には仲良く?岩の中に居る事があります。

以下は同じ写真の様に見えますが、微妙に移動しております。(選ぶのが面倒なので沢山貼っておきました。汗)

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60センチ水槽に居るハコフグ達は、今後も27℃で飼育してゆく予定です。白点虫の換水治療は27℃にして毎日換水しているのが良さそうです。25℃にしていたのは失敗でした。この先は水槽を、どのサイズにしようか概ね決めていますけど、維持費をできるだけ変えずに飼育して行きたいので、水槽を大きくした場合は魚の追加は極力控えないといけません。多分に、水槽を大きくしてしまいますと、魚が増えそう、いや、必ず増えること間違いないので、それだけが心配で中々水槽変更できないでおります。年末休みか、春ぐらいまでにはと思案しております。繁殖を目指そうと思わなければ今のままでも良いのです。

いつも、無理をして失敗しておりますので、冷静に良く考えながら飼育を進めて行きたと思います。


余談ですが、数件の通販店のリストを眺めていますが、売れ筋の魚を多く入荷するお店とマニアックな魚を多く入荷するお店がありますが、店主さんや店員さんの好みなのでしょうか?。それでも、私が飼ってみたいハコフグは入荷されません。私の方がマニアックすぎるのかしら……?。





 2016_11_19


マルケサスバタフライの天然ペアを90センチ水槽へ移動しましたが、やっぱりペアのままなのかなぁと思う節はあります。現在4尾なのですけども、ペアとされる個体2尾は常に一緒に行動している訳ではありませんが、時々2尾が同じ場所に居る事が多いです。ペアではない他の2尾の内、大きい方は相手にもしないし相手にもされません。しかし、最後に入れた個体はペアの1尾と威嚇しあっています。チョウチョウウオもオスメスは頭部が出っ張って来るとか尻鰭の長さや形状で見分けることができるのでしょうか。今のところ極端に違うところは見当たらないので、オスメスの区別ができません。


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60センチ水槽に居た時よりは、喧嘩をしなくなりました。

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奥にいる個体は最後に入れた個体ですが背鰭を立てて応戦しております。いつも攻撃するのはペアの1尾です。

マルケサスバタフライは飼育しやすいチョウチョウウオだと思いますが、値段が……。

成長するとどうなるのか楽しみですが、まだまだ先の話しです。


チョウチョウウオの話題なのになんですが。最近、イトマキフグ類の入荷が増えて来ました。産卵の為に浅場にやって来たところを採取されるのでしょうか。ちょっと前にシマヤッコやスミレヤッコ、ニシキヤッコ、レンテンヤッコが大量入荷されましたが、落ち着いたようですね。ハコフグも採取状況によって入荷量が増えたり、入荷が途絶えたり。珍しいハコフグは値段が高いし。バッファロートランクフィッシュ(グリーントランクフィッシュで流通しています)が欲しい……。大きめ(15センチ前後)のラクダハコフグ買おうかな。最近は魚の事で頭がいっぱいな私は海水魚依存症でしょうか?。





 2016_11_14


11月も半ばとなりました。10月15日から月末にかけて一週ごとにレティキュレイトボックスフィッシュを注文し、計4尾購入しましたが、追い回されたり寄生虫の影響だったり2尾餌付かず水槽で生き残る事ができませんでした。私としては、4尾なり6尾をまとめ買いしたいのですが、通販購入の場合は中々難しく1尾や2尾の購入となり、後から追加した個体は不利な状況となってしまいます。色々と手段はありますが、最後は混泳させるのですから一度にまとめて入れた方が喧嘩も軽減されます。

餌付かなかった個体も、十数年前の入荷に比べればとても良い状態の個体が届きます。通販購入は個体の大きさを選べませんので、死なせてしまったのは4尾の中で小さい個体の方でした。

今回の購入時は水槽の水温を25℃に下げておりました。水槽に入れて1週間もすると体表に白点が現れます。毎日、10~20リットル換水していますが、白点が無くなりません。25℃という水温は白点虫の活動が鈍いという事のようで、鈍いと言う事は毎日何リットル換水しようと、白点虫が体表から離れないと駆除できず、再寄生されたりしますと水質は良くなりますがハコフグの体力は無くなって行く事になります。熱帯性のハコフグは水温を高めにした方が餌食いも良くなりますし、寄生虫にも体表から早く離れてもらいたいので、27℃に戻しました。

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上の画像2枚は10月30日に水槽に入れた個体ですが、一週間もすると体表に白点が現れたと思うと数日後には被膜が水泡のようになって、その中に白い粒が確認できます。この個体は水槽に入れて直ぐに浮遊している冷凍餌に視線を向けたので、数日後には赤虫やブラインシュリンプ、ホワイトシュリンプを食べるようになりました。どの個体も最初は岩に吸い付くのですが、冷凍餌を餌と認識しないのか、環境が悪いせいで食べようとしなかったのか、一口でも口にしてくれると徐々に沢山食べてくれるようになるのですが……。




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上の個体は最初に入れた個体で、下の個体が2週間後に入れた個体ですが、4尾中、この個体だけが吻の横にドット(茶色斑)模様が無いのが分かります。もしかして、この個体はオスになるのかと直ぐに思い浮かべてしまいました。もしオスになったら、レティキュレイトボックスフィッシュの場合は、6センチくらいでオスメスの区別が付けられることになります。それを証明するには成長させなければならないので、気を抜かずに水槽管理をやらないといけません。(あと魚を追加しない事なのだけど……。そんなの無理だ。)


一緒に入っている成長したコンゴウフグとアイランドカウフィッシュは白点虫が鰭にしか付きません。毎日アサリを与えていますので、体表粘膜の分泌量が多く白点虫も体表には中々寄生できないのだと思います。購入したばかりのハコフグ達は給餌状況やストレス、水質の変動などで体表粘膜が薄くなっていたり剥がれたりしていますので、白点虫の寄生や感染症を患いやすくなっています。

という事で、今居るレティキュレイトボックスフィッシュ2尾もアサリを食べるようになったので、毎日アサリを与えて体表粘膜の分泌を促進させた上げようと思っております。




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美味しそうに食べていますね。



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アサリはコンゴウフグとアイランドカウフィッシュに食べられないように、右側と左側別々に分けて与えているのですが、分け前を食べてしまうとレティキュレイトの方のアサリを食べに来てしまいます。

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大きいハコフグ達に割り込まれてしまうと、さすがに避けるしかありません。環境に慣れれば動じずに一緒に食べるようになるとおもうのですが、まだまだ遠慮がちですね。


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美味しいところを食べられてしまっても、おこぼれを食べています。


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で、紐?の部位を頬張ると食いちぎれずに口から離れず、だんだんと呼吸ができなくなりますので、もがきだし口に含んだアサリを振り回します。それでも吐き出す事もできずに居るとコンゴウくんが引っ張り出して食べてくれます。


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早くどいてくれないかなぁって思っているのでしょうか?。

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コンゴウくんも沢山アサリを食べると、決まって身体を横に傾けます。腸内のバランスでも取っているのでしょうか?。



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アイランドカウフィッシュも一度離れては又やって来てアサリに食いつきます。


何年飼育しても中々思うようには飼育できません。色々とやり方を変えながらもう少しハコフグの数を増やしたいのですが、水槽を大きくするまでの暫くはこのままの状態で水槽環境とレティキュレイトボックスフィッシュの体調を良くする方が先決ですね。




 2016_11_13


ちょっと心配というか、可成り心配になってきた豆コンゴウくん。鰭が白濁してしまいました。相変わらず痩せております。食欲は十分なのですが、餌を食べている間に鰭の白濁を何とかしてあげないと……。


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豆サイズなのに、しっかりと赤い歯が見えます。

感染症かもしれませんが、重曹は使いたくないし。

毎日、飼育水を20リットル交換中。





 2016_11_07


岩礁に生息している海水魚は縄張りを持つ種類が多く、水槽下においても縄張りを主張して追い払い行為をします。狭い水槽内では、時には執拗にまで追い回し、殺してしまう事さえあり得ます。上手く混泳できるように逃げ場となる岩組を配置する事で、喧嘩を回避する事ができます。魚は相手の存在が分かるので、追い掛けます。当然、相手が見えなければ追い掛けません。ですから、できるだけ多くの岩を積み上げ死角を作ること。または、空洞を多く作り追いかけられた時に見失いやすい配置にすること。大小の空洞を作ってあげる事などを重視して岩組すると良いでしょう。

自然界の珊瑚礁や岩礁などの景観を模造して水槽内に再現する場合、人間目線と魚目線では全く違うと思います。人間目線で庭園の様に見栄えを良くしても、魚が都合の良い景観と思うとは限りません。魚達が好む環境を考える事です。身を隠せる場所が多くあること。魚達は景観に擬態したり、模様を景観に溶け込むように迷彩模様であったり、身を守る術を持っています。水槽下では限られた範囲の中でしか行動ができません。魚の習性を考慮して岩組を考えてみましょう。

ライブロックなどの岩を設置する場合、土台となる岩の配置はとても重要です。大小の魚が通り抜けられる空洞、逆に大きい魚の通り抜けにくい空洞を作る事も必要です。それは、魚の深追いしない習性や通り抜けを遅らせ、追われている魚を見失う空洞となります。

縄張りを作らせないように岩などを何も入れないという考えの方々もいるようですが、まったく無意味です。岩が無くても喧嘩をします。


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60センチ規格水槽に岩組したものです。土台となる岩の配置を図で表しました。


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60センチワイド水槽の岩組の土台となる岩の配置。


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90センチ水槽の岩組の土台の岩の配置。


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通り抜けは幾通りもあり、追われる側の魚も通り抜けできる空洞を変えながら逃げます。


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例えば、小さいハコフグが大きいハコフグに追いかけられると、赤い線で示したように色々と空洞を搔い潜って逃げます。しかし、広い空洞ばかり逃げていてはいつまでも追われてしまいます。そこで、狭い空洞を作る事で、緑の線で示したように大きいハコフグは追いかけるのを諦めてしまいます。できるだけ多くの岩(ライブロック)を使って岩組する事が理想です。


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今現在の60センチ規格水槽の岩組です。こちらは、コンゴウフグなど大きくなる種のハコフグを飼育しておりますので、岩が多いと遊泳範囲は狭くなり成長を妨げますので、飼育しているハコフグに合わせて岩組は最小限としております。それでも、ハコフグの幼魚を入れた場合には、広い空洞と狭い空洞ができるように岩の配置に考慮しています。幼魚にとって十分姿を隠せるように岩組しております。

岩礁に依存度の強いハコフグ飼育では、岩の量は水槽内の三分の一くらいか、半分くらいの設置量でも良いと考察しております。ただし、成長を考慮したり、ガラス面から10センチ以上の通り抜けできる空間幅を開けて岩組する事。パワーヘッドや濾過槽の送水パイプの強い水流が当たらない様に岩組する事は、ハコフグが岩などに挟まって、身動きが取れなくなるなどの事故を防ぐ為の、考慮をすることは言うまでもありません。





 2016_11_06


最近、60センチ水槽で飼育していた天然ペアのマルケサンバタフライが片方を執拗に追いかけ回し、日に日に喧嘩が激しくなってきましたので、昨夜、深夜帰宅後に、暗がりの中、2尾を90センチ水槽へ移動させました。捕獲は岩を取り出して網で掬えば早いのですが、岩組を崩したくなかったのと体表を傷付けたくなかったので、大きめの網で水面まで持っていって容器で飼育水ごとマルケサンバタフライ捕獲して90センチ水槽へ移しました。飼い込んだマルケサンバタフライはすばしっこくて、中々捕まえられず2尾捕まえるのに1時間程格闘しておりました。その間、アイランドカウフィッシュも逃げ回り、尾鰭で水しぶきを散々浴びせられました。


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90センチ水槽へ移動後、室内灯を点け暫く観察しておりましたが、4尾それぞれ威嚇合戦という状態で、時々天然ペアが一緒に行動するなど、こいつらはペア解消していないの?って思ったりしましたが、我が家の水槽に入れた時点で既にペアではなくなっていたようにも思います。

出勤前の水替えの時は、最初入れた時よりも威嚇もしなくなりました。喧嘩しようとするとチビブルーエンゼルが割って入りますので、丁度良い塩梅ではないかと思いました。60センチ水槽に居る時よりも若干広い環境で泳げますし、岩組も多いので逃げ込む場所も多いので上手く混泳してゆけそうです。この先どうなるかは分かりませんけどね。行く行くは6尾にする予定です。4尾でもいいんだけど……。色々と知りたいことが有っての事でございます。



余談ですが、
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このメーカーの水温計はリニューアルモデルが段々と誤差が酷くなって行ってます。もぅ欠陥商品としか言いようがありません。並べてこの差ですから、ヒーターの設定温度に近い青い方を残して、黒い方は取り出しました。水温計は誤差が大きいと困るんだよ。



 2016_11_02



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プロフィール

箱福

Author:箱福
転職を境に一旦ハコフグ飼育を休止しましたが、ハコフグ飼育の再開を機にブログを始めました。不定期更新ですが、どうぞ宜しくお願い致します。病気を発症させない飼育、薬剤に頼らない飼育を目指し、ハコフグ類の水槽内繁殖の夢みて、奮闘中。Twitterでも更新しておりますのでご覧ください。

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