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負の連鎖?

Category: 飼育水  

8月も下旬となりましたが、まだまだ猛暑は続きそうです。8月に入ると猛暑日続きとなり、今まで90㎝規格水槽で使っていたZR-130Eが室温30℃を超えると冷却できない状態となり、暫くの間様子見をしておりましたが新たに入れた魚に付いて来たと思われる白点虫が猛威を振るい白点虫症が蔓延する事となりました。白点虫症治療をする場合、水温は23℃くらいに抑えて高めの比重で駆除しつつ治療をしてゆくのですが、クーラーが冷却できない為に思うように治療もできず、新しいクーラーに交換する事にしました。せっかく交換するのですからワンランク上のZR-180Eを8月11日に注文して13日に届きました。外見と接続部品は130Eと180Eは共通なので、ただ接続交換するだけの単純作業で済みました。


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今年の夏は猛暑に加え、湿度が非常に多くエアコン無しの水槽部屋では設定温度を24℃にして結露がおき、水槽台ば雫で水浸し状態になっていました。結局、90㎝規格水槽で飼育していたアイランドカウフィッシュ2尾は治療の甲斐なく亡くなってしまいました。大きい方のアイランドカウフィッシュは冷却できる水槽へ移動中に毒をだして一緒にバケツに居たヒメヤマノカミやネッタイミノカサゴを道連れにしてしまいました。90㎝規格水槽からスリム水槽へ変更して飼っていた魚達はほぼ壊滅状態となってしまいました。

メイタイシガキフグはハコフグ水槽へ先に移動させておいたのですが、そこでも白点虫症が蔓延してしまい、現在も治療中なのですが、一向に治癒できないのでおかしいと思いながら比重を測ると1.025前後で飼育していたと思っていたのが実際は1.018しかありませんでした。そこで気が付いたのが人工海水の品質でした。今回購入したロットはガチンガチンに固まっていて粉砕しながらつかっていたのですけど、計量カップでいつも通りのメモリまで入れてバケツで溶かしますが、白糖(砂糖)のようにふんわりした状態でメモリに合わせて計っていた為に実質1.025分の素が入っていない事に気付いたのです。気付いてからは海水の素を計量カップに入れてから、上から圧縮してぎゅうぎゅう詰めして減った分を足していつも通りのメモリまでにすると、ほぼ目的の比重で海水を作る事ができました。いつもはサラサラしてしているので何も疑う事も無く何時も通りに人工海水を溶かしていただけに盲点に気付くのが遅すぎたという情けない失敗でした。人工海水の素はもう一度同じメーカーの素を注文して同じく固まった品質だったら他のメーカーの海水の素を使おうかと思っております。

残っている魚達を治療中ですが全滅だけは避けたいのですが……。様子を見守りながら私にできる事を尽くしたいと思っております。



 2020_08_23

片鰓呼吸

Category: 飼育水  

魚は鰓の通水を良くするために、「あくび」のような動作をしたり、鰓を開きっ放しにして通水を逆方向へ送り込んで鰓掃除などをします。クリーニング行為をする魚介類が居れば、彼らに掃除をしてもらう事もあります。逆に水質の悪化などで鰓に炎症が起きたり、寄生虫が居たりしますと鰓蓋を閉じたまま片鰓呼吸をするようです。

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鰓を数十秒開けたままにしています。長い時には、鰓呼吸をしたり開けたままにしたり動作を数分間繰り返します。

話しは異なりますが、鰭に粒状の白濁がありますが、寄生虫であれば仔虫が成長して成虫になりますが大きさが全く変わりません。画像を編集しないでRAW画像で拡大してみますと綿毛の様に見えます。よって、鰭の濁りはレンサ球菌や真菌などが付いていると考察しております。大量に換水を続けると消えますが、黄ばみが強くなると現れるようです。コンゴウフグの居る水槽は毎日アサリを3個ずつ与えていますので、栄養塩の蓄積も影響しているのかも知れません。



 2017_02_26


一週間ぶりにpHを測ってみましたら、先週より若干試薬の色合いが濃くなっていました。水替えをしないとどんどんpHが上がって行きそうです。で、人工海水の作り置き水槽のpHを測ったら8.5~9.0の間くらいだったので、むしろ、作り置き水槽のpHは若干低い方が中和してくれそうなので、入れていたカキ殻を取り出しました。思いのほか「エナメル質除去済みのカキ殻」は強力です。沢山買ってしまいましたが、暫くは開封しなくても良さそうです。カキ殻が溶けて無くなるまで新たに入れなくても良いのかも知れません。水道水(弱酸性)を足し水すると、過度なpH上昇を抑える事ができるかも知れません。暫くの間はpHが上がり過ぎないように要注意です。

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話しはそれますが、コンゴウくんの特技はアサリの貝殻を中央に集める事です。

なんて事は無く、餌を探す為に口で貝殻を銜(くわ)えては落として、狭い環境なので同じ場所に集まってゆくだけなのです。

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pH上昇と鰭の白濁が悪化。何か関係あるのでしょうか。

中々pH安定は難しいですね。

でも、「エナメル質除去済みのカキ殻」は入れて置くとpHが下がらない事が分かった。



 2017_02_13


海水魚より金魚に夢中になりつつある箱福でございます。沼にははまらないように注意しながら、品種検索に懸命でございます。まぁ、金魚といえば私の中では琉金、ランチュウ。を、まず思い出します。最近は、更紗琉金の上物個体?を品定めしている中。越後玉サバに心が惹きつけられ、良い色柄だと思うと高額だったり、人様も思う事は同じで人気が集中するようです。海水魚飼育に疲れ果てたら金魚飼育でも密かに楽しもうかと思う今日この頃でございます。金魚。上手く飼えれば30年生きるそう。30年後、私の方がどうなっているか微妙でございます。海水魚飼育で気が滅入ったら、金魚を眺めて気分転換。そうそう……。金魚水槽にもカキ殻入れてます。

毎日の換水で腰痛が悪化しておりますが、体力が続くうちは海水魚飼育を楽しみます(本当に楽しんでいるのか?)。

さて、

カキ殻入れてから、二週間経ちました。ここに来て変化が見られる事がございました。魚達の体調が良くなって来ているのは勿論のこと。ちびブルーエンゼルの吻にある潰瘍が小さくなってきております。今まで、海苔を与え続けても殆ど変化がみられませんでしたが、「エナメル質除去済みのカキ殻」を入れてから日に日に潰瘍患部が小さくなっているのが目に見えて分かる程でございます。

白線で囲った部分を見比べるとハッキリと分かると思います。

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1月28日撮影。

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2月11日撮影。


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もし、潰瘍が完治すると発症の原因はpHが関係している事になりますね?。それとも、カキ殻から溶け出したミネラル?。ささくれて見えていた鱗も綺麗になってきている気もします。



マルケサスバタフライも、生き残った2尾もpH上昇効果で免疫力があがり抗体ができたのか、感染症に負けず難を逃れたようです。動きも機敏になりましたし、まだ、細かい白点も確認できますが、いずれ綺麗で無色透明な鰭に戻ってくれるでしょう。そう思いたい。

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しかし、元気になると仲が良いのか悪いのか。時折、威嚇し合っております。


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あんたら海の中では仲が良かったんじゃないの?。

天然ペアだったからって、威嚇するぐらいが丁度良い?。

それだけ、元気になったって証拠。

って、思う。



チャームさんにスクロゥルドカウフィッシュのLサイズ入荷してたけど。欲しい。でも買えない。迎え入れる水槽無し。





 2017_02_11

撒いてみた

Category: 飼育水  

昨日は両水槽のpHを測ってみましたが、今日は、ネットに入っていたカキ殻を水槽の角(隅)に撒(ま)いてみました。ばら撒くと万が一の時のカキ殻回収に手間が掛かりますし、一ヶ所ですとポンプで吸い上げるのも用意?なので、取り敢えずはこの状態で又一週間様子を見たいと思います。

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90センチスリム水槽の方は、ネットに入ったままにしておきます。で、90センチ規格水槽の方が良好であれば、スリム水槽も撒きます。振動や主流、微生物やウミケムシなどの活動で篩(ふる)いに掛けるように、細かいカキ殻から珊瑚礫に中に埋もれてしまい、いずれは、珊瑚礫が上層に上がってくるでしょう。

 2017_02_05



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プロフィール

箱福

Author:箱福
転職を境に一旦ハコフグ飼育を休止しましたが、ハコフグ飼育の再開を機にブログを始めました。不定期更新ですが、どうぞ宜しくお願い致します。病気を発症させない飼育、薬剤に頼らない飼育を目指し、ハコフグ類の水槽内繁殖の夢みて、奮闘中。Twitterでも更新しておりますのでご覧ください。

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