一年前の今日(2014.03.29)、ラクダハコフグを60センチ規格水槽に入れ、本日(2015.03.29)で丸一年となりました。

当初は気楽にハコフグを又飼おうという気持ちで、熱帯魚店にハコフグが居るか見に行きました。時期としては、幼魚の入荷が多くなる季節ですので、何かしらのハコフグが居るだろうという思いで、車を走らせ…道中、コンゴウフグが居たらコンゴウフグを買ってこようと思っていたのですが、あいにくコンゴウフグは居ませんでした。販売水槽内を隈なく見渡すとラクダハコフグの幼魚が目に入りました。暫く、買おうか迷いましたが水槽を見ていると、ハコフグ類は人懐っこいので、目の前に近寄って来るので連れて帰る事にしました。これが波乱の始まりになるとは…。


DSC_0839.jpg当時の水温合せの様子です。

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DSC_0865.jpg冷凍ホワイトシュリンプのブロックと同じくらいの大きさでした。

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DSC_0899.jpg上5枚が水槽に入れた当時の画像です。


以下は今現在(2015.03.29)の画像です。
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DSC_4081.jpg7センチほどに成長しました。

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この一年の間に色々な出来事がありました。特に我が家の水槽は、年中白点虫が蔓延している過酷な環境下で、寄生、治癒、を繰り返しながら良くぞ一年、生き抜いてくれました。水槽内の魚達は日々めまぐるしく変わる水質の変化に耐え、混泳している魚達とも逃げ場の無い環境で、刺激されては身を守りながら生きています。

この先、順調に飼育できれば、他のハコフグ達も順に1年を経過する事になる訳ですが、嬉しい事ばかりではありません。先日、これから訪れる夏場に向けて水温を27℃にしていましたが、食が細いミナミハコフグ1尾とキリンミノを死なせてしまいました。キリンミノは昨年の8月2日に水槽に入れましたので、水温自体が問題ではなく、比重を1.026にしていた事で溶存酸素不足で体調を崩してしまったのではないかと、考察してます。ブログでは良い出来事も悪い出来事も書くのは辛いものがございます。しかし、これが生き物を飼育するうえでの現実であり、常に向き合って行かなければなりません。この一年間は、過去の飼育とは違った飼育方法で飼っていたのですが、死なせてしまった魚達が教えてくれた事を大切に、今後のハコフグ飼育の糧とし、この一年の経験を活かしてゆきたいと思います。








 2015_03_29


大変な事に気がついてしまいました。まずは画像をご覧ください。

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そうです。同じ固体なのに模様が変わっていました。上の画像は昨年の5月31日の撮影(2014.05.31)。下は昨日3月22日(2015.03.22)の撮影です。今現在、ミナミハコフグは固体の大きさ(全長)や模様の違いで、それぞれの固体の判別をしていました。大きさが極端に違う固体は、それほど、見間違わないのですが、大きさが同じくらいの固体は模様の違いで判断するのが、見分けるのに簡単な方法なのですが、知らず知らずに変わっていると、いずれは、成長記録として比べる場合、どの固体か分からなくなる可能性も出てきそうです。模様のどこかに名残りが残っている分には良いのですが、全く変わってしまうかも知れません。前置きが長くなりましたが、ミナミハコフグの場合は沢山居ますので、ブログで固体別に成長記録として紹介して行こうと思案していたので、これからは、もう少しまめに観察して行こうと思った次第です。

ただそれだけの事なのですが、なんか薄々模様が違うような気がしていたのには、気付いていたのですが、これほど変化していたとは思っていなかったので、思わず記事にしてしまいました。そういえば、前にTVでアハ体験(ムービー)?でしたっけ?。写真を見ていると、一部分が変化してゆくのに気付く事ができるかというの…ありましたよね。それを思い出してしまいました。






 2015_03_23


昨年の秋、白点虫寄生症が猛威をふるっていた時に、1尾のミナミハコフグが眼球突出症を患っていました。その後、眼球突出は治り、ブログにはいずれ書こうと思いその時点では記事にはしませんでした。それから5ヶ月近く経過して、その固体は今でも元気で居るのですが、眼球突出症の後遺症は残ったままのようです。

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データを確認しましたら、撮影日が2014.10.28でした。ハコフグは甲羅と面一で眼球の外側に透明な膜が覆われています。目視で症状を確認していた時には、眼球も動いていましたし、その膜と眼球の間に体液が入り膨らんだのかと思っていましたので、それほど、気にはせずに放っておいても大丈夫だろうと、放置していました。眼球突出で肥大していた状態は、10日程で元の大きさに戻りました。

DSC_3982.jpg眼球突出症を患った方の右目です。以下の画像は昨日今日に撮影しました。(2015.03.22 撮影)

DSC_3984.jpg普通の左目です。

左右対称にほぼ同じ角度から撮影したものです。瞳孔の形状の違いが分かると思います。



DSC_3985.jpg真正面からの撮影ではありませんが、瞳孔の大きさの違いが分かります。


DSC_3999.jpg視線が下向きになっている状態で瞳孔が丸みを帯びています。眼球突出を患った方の右目。

DSC_4004.jpg同じく視線が下向きの正常な左目です。瞳孔の形状の違いが良く分かると思います。


この瞳孔の形状の違いが何を意味しているかと申しますと、眼球突出した右目の方は眼球は動くのですが、水槽を覗いて近寄って来た時に、患った方の目に指を近づけても、驚いて避けてたり逃げたり全く反応しません。逆に、正常な眼球の方は指を近づけると、反応して避けたり逃げたりします。この事から、眼球突出症を患った方の眼は視力が低下しているか、失明している可能性が高いと言えます。眼球は動くので神経が切れてしまったのでしょうか?。今のところ、餌も食べますし命にも別状は無いと思います。しかし、後遺症を残してしまったのは不徳の致すところでございます。








 2015_03_22


昨日、折れた角が今朝には取れて無くなっていました。

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奇跡がおきて角が再生する事を祈ります。








 2015_03_17


先週は猛吹雪続きで真冬に逆戻り、昨日(日曜日)は小春日和となり寒暖差にはついてゆけず、毎日のように偏頭痛に悩まされている箱福でございます。

「宇宙一汚い水槽」を目指していた訳ではないのですが、前日のブログの記事の画像をご覧になって、見るに耐えないと思った方もいらっしゃるだろう。と、せめて前面のガラスだけでも苔取り掃除をいたしました。次いでにガラス蓋も洗いました。なので、今日の画像はとても綺麗に撮れています。しか~し。日付が変わったのですが、10時頃までは角が真っ直ぐだったコンゴウフグの角。11時過ぎ頃、水槽を覗いたら折れていました。皮がめくれて骨が露出していたし、細くなってきていたので、近いうちに折れると思っていましたが、ついに折れてしまいました。根元近くから折れてます。まだ皮にくっ付いているので落ちてはいませんが、そのうち落ちてなくなるでしょう。反対側の角は白けていたのが少しずつ透明になってきていたのですが、折れた方は皮膚が再生する前に折れてしまいました。コンゴウフグの場合は単独飼育でも前方の角を綺麗なまま維持するのが難しいので、こうなる事は分かっていても、至極残念でございます。

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DSC_3903.jpg角を覆っている皮膚が再生してくれると期待していたのですが。

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DSC_3920.jpgこの大きさになると、再生はしないでしょう。

DSC_3925.jpg稀に、この写真の様に角が曲がったまま伸びたり、枝分かれのように角が二股に分かれて伸びる固体もいます。

折れてしまったものは仕方ないので、このまま成長してゆくと思われますが、順調に成長してくれる事を願っております。

さて、話しは変わりますが、先日の記事にも書きましたが、比重を下げたり上げたりしておりましたが、白点虫寄生症の感受性変化(寄生状況)を観察していまして、やはり、比重が低めよりも比重が高めの方が、白点虫の繁殖力は低下するようで、ハコフグの体表に現れる成虫の(白点の)大きさも小さいし、寄生される数も減ってきています。今日は、27℃に水温を上げました。これから、春になると気温も上がり、24℃に設定していた水槽の水温も、変動が予想されますので、今のうちに水温を上げておこうと思った次第です。ただ白点虫の寄生が増えるかもしれません。







 2015_03_16


最近、ラクダハコフグが他の種類のハコフグ達に絡んでおります。特に気になるのがスクロゥルド・カウフィッシュとアイランド・カウフィッシュ。過去の飼育では、コンゴウフグに時々絡んでいました。


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可也、スクロゥルド・カウフィッシュとアイランド・カウフィッシュ(2尾へ)が気になるようで、ラクダハコフグの近くに行くと体表を吸い付かれます。結構、しつこく絡んでいます。両者の模様が気になるのか?。体形が気になるのか?。それとも…?。模様に関しては体色が異なりますし。体形は両者とも似ていますし…?。これが、ラクダハコフグ同士ですと、過剰までの追い回しとなりますが、今のところ時々という状態ですし、一過性のものだと思いますので、暫く様子見をして過剰になったら隔離も検討しなければなりません。この様に、絡まれたりしますと、嫌がって逃げて水槽ガラスにぶつかって角が折れたり、割れたり、磨り減ったりして短くなってゆくのです。





 2015_03_15


試しに、飼育水の作り置きを2日置いてpHを測ってみました。7.8と8.0の中間くらいでしょうか。人工海水の素を水道水に溶いた直後のpHより高いので2日置いても大丈夫なようです。次いでに亜硝酸も測ってみましたが、多少、赤みがある感じでしょうか。水換え用ポンプの送水側を90センチ水槽に突っ込むので、多少アンモニアが入ってしまうのでしょうか?。そんな事あるか?。
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さて、本題ですが、昨日は仕事も休みでしたので午後から飼育水を交換しました。(いつもは出勤前の午前中に交換しています。)で、換水後に給餌をしたのですが、いつもの配合飼料と冷凍餌の各種餌さを与えた後にアサリを与えたのですが、スクロゥルド・カウフィッシュがアサリのヒモを口いっぱいに頬張ったまでは良かったのですが、その後、飲み込むにも飲み込めず、噛み千切る事もできす、吐き出す事もできず。一時、アサリのヒモを頬張ったまま動きが止まってしまいました。一瞬、窒息したかと思いました。が、また動き出し必死に吐き出そうとしているのですが、喉につっかえているのかヒモを振り払おうとしても、なかなか吐き出せません。これは本当に窒息してしまうと思い、ヒモを取ってあげました。暫く朦朧(もうろう)としながら泳いでしましたが、だんだん正気に戻り暫くしてからまた餌さを食べ始めました。どのハコフグも口いっぱいに頬張っても、飲み込めないと分かれば吐き出すのですが、今日(昨日の話し)のスクロゥルド・カウフィッシュは運が悪かったようです。でも、見ている時で良かったです。

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この岩陰がお気に入りのようです。いつも出入りしています。

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ハコフグは岩などに挟まったりしない様に、十分な間隔を取っておかないといけません。

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岩への依存度は意外と高いです。

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とにかく無事でなによりでした。生き物(魚)の飼育は一寸先は○○…ですね。







 2015_03_09

懐かしい

Category: 回想録  

コンゴウフグを飼い始めて3尾目の固体は、2000年3月25日に水槽入りしてから、決して順調とは言えずも複数年飼育する事ができました。当時、インターネットを検索しても飼育情報は殆んど無く、飼育書を読んだり、アクアメーカーや水族館などにハコフグ毒や白点虫について問い合わせたり、自分なりに試行錯誤して家庭用水槽としては、立派な固体へと成長させる事ができました。ただ、当時から白点虫寄生症には悩まされ、寄生、治癒を繰り返しながら、4年程で飼育記録は途切れてしまいました。


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上2枚は在りし日のコンゴウフグでございます。いつもお気に入りの場所があって、餌の時以外はそこでホバーリングしていました。幼魚からの飼育で最初の一年くらいは60センチワイド水槽で飼育して、その後120センチ水槽で飼育。


死なせてしまった後、剥製にしようかと考えたのですが、白点虫寄生症で体表(肌)の状態が悪かったので、なにかしらの方法で面影を残しておこうと思い、魚拓でも取っておく事にしました。しかし、鱗を持たない魚ですし、体形も特有の形ですから綺麗に取れるはずもなく、それでもなんとか大きさ(全長)だけでも分かれば良いかと、とっさの思いつきだったので、障子紙を使って、コンゴウフグに墨を塗り障子紙を押し当てました。
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この画像ですと28センチ強という感じですが、実際は体形が湾曲しているなどがあるので、紙への接地面と最短の長さとの誤差はあろうかと思います。障子紙には27センチと明記されていました。

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2000年3月25日 水槽入り
2004年4月29日 没
27 センチ
240 グラム  







 2015_03_08


今まで、人工海水をバケツで作っていて、海水の素を攪拌して細粒が無くなって澄んできたら、直ぐに水槽に入れていたのですが、水道水の場合は弱酸性なので、以前から、pHを安定させる為にpH上昇剤を使っていました。先日の日曜日(3/1)から人工海水の素を溶かして、比重や水温を飼育水槽と同じ条件にして、24時間前後、作り置きしてから使う事にしました。一日置くと塩素も抜けてpHも8.0くらいまで上がっています。12時間後でもpHは上げっていましたけど、丸一日空回ししておく事にしました。

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飼育水の作り置きをするのは淡水魚のディスカス飼育以来で、けっこうな手間ですが、人工海水の素が溶けてからのイオン交換やらpH変動でおこる、体表の荒れも軽減されると思いますので、これでハコフグ達が元気よく快適に過ごせるでしょう。







 2015_03_04


比重を下げたり上げたりを繰り返しておりますが、比重を1.016に下げて10日ほど経ちましたが、比重を下げた事で白点虫が増殖しています。やはり白点虫が増殖しやすい比重もあるようで、比重を1.025前後に戻す事にしました。傾向としては、低めの比重より高めの方が寄生され難くなるようです。溶存酸素濃度や白点虫自体への浸透圧などが関係しているのでしょう。あと、まだハダムシも居るというか、ショップに居た時点で寄生されていたのか、イナズマヤッコを淡水浴しました。魚も高めの比重で浸透圧が負担になるかもしれませんが、同様に寄生虫にも浸透圧の負荷が掛かる訳ですから、きっと寄生虫にも棲み難い環境となるに違いありません。

低比重とは関係ないかもしれませんが、コンゴウフグの角の皮膚が壊死して骨が露出してしまいました。後方の角は透明なのですが、前方の角は白けています。という事は、この固体は角の成長期が終わったのかもしれませんので、もし、角が折れても再生は期待できないでしょう。この辺が、コンゴウフグ飼育の難しいところでございます。


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人工海水代をケチって比重を下げたのですが、初心を貫いた方が良かったかも?。しかし、毎日の換水の効果か、肥溜め水槽から脱した為に白点虫が蔓延しているにも関わらず、鬱血などがみられる感染症などは患わなくなりました。とはいえ、毎日の換水は難儀でございます。この先、ハコフグ達が成長すると尚更、汚れによる黄ばみが多くなり、手を抜くとたちまち肥溜め水槽化しますので、この先も換水は続けた方が良さそうです。濾材を増やしても換水を怠ると肥溜め水槽になる事には変わりありませんから。一にも二にも換水。「継続は力なり」の精神で精進して行きたいと思います。


※注:比重を上げ下げしておりますが、魚には決して良い事ではありませんので、真似をしないでください。










 2015_03_01



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プロフィール

箱福

Author:箱福
転職を境に一旦ハコフグ飼育を休止しましたが、ハコフグ飼育の再開を機にブログを始めました。不定期更新ですが、どうぞ宜しくお願い致します。病気を発症させない飼育、薬剤に頼らない飼育を目指し、ハコフグ類の水槽内繁殖の夢みて、奮闘中。

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