先日、巻貝(コイソガイ)を両水槽に入れました。数日後には巻貝がひっくり返っている光景を目にします。フグ目の魚を飼うと日常茶飯事といいますか、飼育下の常であり、長年の悩みなのです。フグ目は甲殻類や貝類、小生物を捕食して生きて居るのでひっくり返されてしまいます。で、ひっくり返ったまま1日程もすると死んでしまう貝も居ます。みつけ次第、起こしてあげるのですが、放置されたまま気付いてから起こしてあげても手遅れになっている貝が多い。マガキガイなんかは自力で起きあがれますが、シッタカ、コイソガイ、クマノコガイなどの貝はひっくり返った状態、場所によっては自力で起き上がれません。


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手前のガラスの藻を食べてもらう為に入れたのに戦力になっていません。あと、気になるのが、皆さん巻貝購入時にはしっかりと水合わせをしてから水槽に入れて居ますか?。飼育水が入っている場合は水合わせできますが、ショップによっては梱包袋にショップの飼育水がほんの僅かしか入っていない状態で送られて来る場合もあります。意外と水質変化には水温、pH変動には敏感なようです。

せっかく入れるので長生きさせたいのでが。

なにか良い方法を考えないと……。



 2017_03_25


毎日のようにコンゴウフグとアイランドカウフィッシュにアサリ(冷凍)を与えています。アサリの中に時々共生ガニ(隠れガニ)が住んでいるのはご存じの事と思います。先日、アサリを開いたら赤いモノが目に留まりました。パッと見、アサリが産卵したのかと思いましたが、よく見ると卵を抱いた共生ガニでした。ただ、冷凍アサリなので勿論、共生ガニも冷凍ガニとなっています。で、一瞬思ったのが、生きて居たら飼えたのに……。と思ってしまいました。水温が高いので、もし、生きて居ても長生きはしないでしょうけど。この共生ガニに付いて検索してみますと、実際、飼育していた事例もございました。飼育期間はともかく、上手く飼育すると一年以上は飼えるのかも知れません。

たぶん、アサリに入っていた共生ガニは「シロピンノ」か「オオシロピンノ」のどちらかだと思います。

他にも共生する二枚貝によって、「カギヅメピンノ」や「クロピンノ」が。「サザエピンノ」という種もいるようです。(サザエピンノは巻貝に共生するのでしょうか?)


注: 共生(両利共生)ではなく寄生(片利共生)らしい。


寄生の場合は体内に入り込んで宿主から栄養を吸収するのですが、体内には入り込まないので共生で良いと思うのですが、殻の中なので体内と解釈するのでしょうか。




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アサリを開いたままの状態。

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取り出して甲を上にした状態。

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腹部を上に下状態。

沢山の卵を抱いているのが分かります。


で、思い出したのですが、昔々、生きたアサリを開いたら中にピンノが居ました。生きたアサリですから当然ピンノも生きていました。そのピンノを取り出して水槽に入れたら・・・・・・。一目散にミドリフグが飛んできてピンノを食べてしまったのでした。

大切な魚を失った後に書くのも難ですが、最近は無性に甲殻類が飼いたい私です。魚より高水温に敏感な甲殻類ですので、飼いませんけどね。そういえば、つい最近まで活海老を飼っていたのを忘れていました。そういうんじゃなくて、観賞用のエビやカニ、ヤドカリやシャコなどです。昔々はハコフグ達とそれらを一緒に飼育していた時期もありました。良い思い出です。




 2016_09_11


最近、海綿動物が増殖しています。調べてみますと、イソカイメンという海綿動物の一種のようです。

DSC_2131.jpg赤丸で囲った外側の小さな孔から海水を吸引して、赤丸の内側にある大きな孔から海水を排水する事で、海水を循環して餌となる浮遊物を濾しとっているようです。水槽内が明るいと赤丸内の大きな孔は開きます。

DSC_2120.jpg暗くなると大きな孔が閉じてしまいます。

海水魚飼育をしていますと、海から採取したライブロック(岩や珊瑚の死骸に石灰藻が付着したものが販売されている)から色んな生物が出てきますが、水槽に順応できる生物は繁殖し、順応できない生物は絶えてしまいます。出来る限り水槽内でも食物連鎖が成り立つように、水槽内生物の維持をするようにしています。この海綿も飼育水の浄化に役立ってくれています。








 2014_09_27


以前、クラゲ発生の記事を書きましたが、クラゲの正体が判明しました。種類はサカサクラゲ。成長すると、いつもひっくり返っていました。DSC_1453_2014091522502235e.jpg

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で、色々と調べていると、ライブロックに付着していた白いイソギンチャックのような生物が、クラゲのポリプだった事も分かりました。DSC_1456_2014091522502307d.jpg

魚にピントを合わせているのでクラゲのポリプはピンボケです。
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赤丸で囲った中はクラゲのポリプ達です。水槽内一面に繁殖していました。




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しか~し、クラゲのポリプとは知らず、てっきりカーリー(セイタカイソギンチャック)の類だと思った私は、このチョウチョウウオ2尾を入槽。綺麗に食べてしまいました。残っているのはライブロックの孔に居るのとヒーターカバーの中に居る個体のみとなってしまいました。まぁ、繁殖力が旺盛で大量発生していたので、見苦しかったのもありましたし…結果的に良かったのか悪かったのか?。








 2014_09_15


今年の一月頃、飼育水の比重を1.026前後に設定し始めてから、
半年前に購入したライブロックが入っている60センチ規格水槽で、
クラゲの幼生が発生するようになりました。

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発生を見つけた時には10固体ほど居ましたが、そのうち8固体採取して、
30センチ水槽で一ヶ月ほど観察しておりました。(画像は採取した当時のものです。)

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横から見た体形です。

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僅かに成長しましたが、水換えだけで飼育環境を設置しておらず、
日毎に一固体ずつ消えてゆきました。カサの直径は5mmほどです。

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最近、時々数固体発生しますが、採取せずに放置しています。


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ハコフグ達はクラゲを見つけても食べようともしません。クラゲの種類名は分かりませんが、水質が変わると色々な海洋性生物がライブロックから出てきます。

飼い主の都合で強制を強いられる水質環境でしか生きられない生物の殆んどが死んでしまう中、実際生息している海洋に近い水質になると、それに適応できる海洋生物が発生するという良い事例ではないでしょうか。クラゲの場合はポリプという状態で冬季を過ごし暖かくなると覚醒しますが、比重変更や水温の上昇で発生したと思われます。しかし、どれだけのポリプが居るのでしょうか?。

自然界では決して出会う事はあり得ない魚達を、飼い主の都合で同じ水槽下で飼育をする訳ですが、当然、比重や水温、pH、餌など色々な要因で体調を崩して寄生症や感染症を患ってしまう固体がでてもおかしくありません。どの魚も調子良く成長できる水質環境を導き出してあげるのは、飼い主にとっての最低限の課題です。



 2014_06_07



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箱福

Author:箱福
転職を境に一旦ハコフグ飼育を休止しましたが、ハコフグ飼育の再開を機にブログを始めました。不定期更新ですが、どうぞ宜しくお願い致します。

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