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残暑厳しい中、皆様のハコフグ達はお元気ですか。

現在ハコフグ達に与えている餌をご紹介いたします。


乾燥配合飼料
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左から、キョーリン・Hikari ベビーゴールド(金魚の餌)、カーニバル、海藻70(S、M)
ハコフグは肉食性寄りの雑食性の魚ですが、雑食性なのでなんでも良いという解釈ではなく、色んな食べ物から色んな栄養をバランスよく摂取しているという事です。自然下では海藻も食べる事がありますので、植物性の飼料も与えるようにしましょう。




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デルマリンフード(左からS、SM、M、L)。沈下性なので、与えても沈むのが早く珊瑚礫の中に入ってしまう粒が多いので、最近は余り与えていません。





冷凍餌
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上が、クリーン ホワイトシュリンプ(イサザアミ)、下が、クリーン赤虫(ユスリカの幼虫)。ホワイトシュリンプは主食として毎日与えています。赤虫は時々与えています。(ホワイトシュリンプは12枚入りの箱買いをした方が割安なので通販ショップ(チャーム)から購入しています。




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冷凍生クリル(オキアミ)、この生クリルは最近与えるようになりました。週一回適量与えています。



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原料をミンチペーストにしたものを板状にして冷凍したものです。冷凍状態で適量を割って与えます。このハンバーグも一週間に一度与えています。



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クロハコフグは食が細いハコフグですが、カーニバルはお気に入りのようで、カーニバルを与えると他の餌には見向きもせずに一目散にカーニバルに食い付きます。

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他のハコフグ達もカーニバルは食いつきが良いです。ただ食べ散らかしが非常に多いが難点。



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ベビーゴールドは最初は硬いのですが、水分を含むと軟らかくなり、浮遊性で一粒が細かく食べ散らかしも少ないです。幼魚から成魚までお勧め飼料です。




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ハコフグは一度口に含んだものを吐き出す習性があります。これが水質を悪化させる原因でもあります。しかし、珊瑚礫を水槽に敷き詰めている水槽にはヨコエビやハナオレウミケムシ、ホシムシなどの底息生物が繁殖していて、沈下した残り餌を食べてくれます。ので、嫌われ者のウミケムシの仲間であっても大切に共存飼育しています。


この夏場の平日は朝一度だけの給餌としています。(高水温なので飼育水の劣化が早い為)、休日は朝晩の二回。与える順番は冷凍餌を与え、食べ終えた頃を見計らって乾燥配合飼料を与えています。主食はホワイトシュリンプです。ハコフグの甲羅の発育に欠かせないカルシウム成分を多く含んでいますので、毎日与える様にしています。足りない栄養分を乾燥配合飼料で補うようにしております。これからの秋から冬そして春頃までは朝晩の一日二回の給餌とします。


以前の飼育時には、テトラ ディスカス・顆粒タイプ、テトラ アロワナ ミニスティック、テトラ シクリッド、テトラ ベジタブル スティック、テトラ マリン グラニュール、ひかりミニキャット、など配合飼料や乾燥クリルも与え、乾燥配合飼料を主食としていましたが、現在は生餌を主食とするように改めました。配合飼料の中には高カロリーなものも多いので与え過ぎないよう注意しましょう。












 2014_08_24


ハコフグを飼育する上で、最低限知っておきたい事柄を書いてゆきたいと思います。

ハコフグは魚類学分類上、フグ目モンガラカワハギ亜目ハコフグ科に属し、フグよりモンガラカワハギに近い種類の魚です。ハコフグの体は硬い甲羅で覆われており、口、眼、鰓、鰭、体表側面の一部(亀裂あり)、以外は柔軟性がありません。ハコフグ独自の進化を遂げモンガラカワハギともフグとも似つかない体形のハコフグがモンガラカワハギ亜目に属する理由は歯の形状です。DSC_1937.jpg

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DSC_1859_2014081715064950c.jpgアイランド・カウフィッシュにも赤い歯が確認できます。

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モンガラカワハギ科にもアカモンガラという歯が赤い種類の魚がいます。一説によると、元々、和名で赤歯紋柄だったのが歯の漢字が抜けて赤紋柄になったとか。

  





サザナミフグ
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フグ科のフグの歯の特徴は上顎2本下顎2本の計4本となっております。

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和名ではハコフグと総称されておりますが、学名では現在8属25種のハコフグの仲間が存在するようです。実際、画像等で容姿が確認できるのは7属20種。


   






 2014_08_17


ミナミハコフグが群れて泳いでいます。

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そんな訳がなく、ミナミハコフグに群れて泳ぐ習性はありません。餌さの時間帯になると、このように餌さ欲しさに集まってきて群れたように泳ぎます。水槽ならではの光景です。







 2014_08_11


先日、ご紹介した豆ハコフグですが、水槽に入れてから2週間経過して僅かに大きくなり、背面の突起も発達してきました。DSC_1574.jpg

既に豆ハコフグを見て成魚が何か、お分かりになった方もいらっしゃる事と思いますが、そうです、コンゴウフグ。DSC_1478.jpg

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 2014_08_10


日中の気温35度。夜8時半に帰宅して水温計を見ると32℃。窓全開で扇風機の風量を「強」、首振りにして出勤するのですが、先週はガラス蓋の上に保冷剤を置いていたのですが、日曜日に保冷時間を計ったら4時間しかもたなかったので、ガラス蓋を全て取り外して気化熱冷却をしているのですが、高水温に加えハコフグが飛び出していないかとか、仕事中も水槽が気になって仕方ない今日この頃です。

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高水温にも拘らず健気に成長中です。(今のところ)

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眼の色がエメラルドグリーンでとても綺麗です。光線の当たり具合でルビー色?にも変化します。

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種類は何か分かりましたか?。(ヒント:名前にハコフグは付きません。生息地はカリブ海。)

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あぁ毎日クソ暑い。早く涼しくなってくれないかなぁ~。飼い主もバテ気味だよ。





 2014_08_05


今日はラクダハコフグ。ハコフグ飼育の再開をする事にした今年の春(3/29)、県内の海水魚も扱う熱帯魚ショップに行って、居たハコフグを飼育しようと店内の水槽を隈なく眺め廻し、居たのがラクダハコフグの幼魚一尾のみでした。購入後、寄り道もしないで即帰宅。DSC_0843.jpg
水温合わせ中。

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ご覧の大きさです。

DSC_0868.jpg体長は冷凍餌のホワイトシュリンプ、1ブロックの大きさよりも小さい幼魚でしたが、水面に浮かび流れて行くホワイトシュリンプを必死に追いかけて食べていました。

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DSC_1496.jpg4ヶ月経過した現在の容姿です。購入時の2倍程となり5cmくらいです。

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成魚らしい顔つきになってきました。

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ラクダハコフグは過去にも数尾の飼育経験がありますが、およそ10年ぶりの飼育。自己飼育記録としては幼魚からの飼育で3年6ヶ月間で13センチ程まで成長したところで度重なるクリプトカリオン・イリタンス寄生症で没。最低でも自己記録は更新したいのですが、まずは今年の猛暑を乗り切ってもらいたいものです。






 2014_08_03



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プロフィール

箱福

Author:箱福
転職を境に一旦ハコフグ飼育を休止しましたが、ハコフグ飼育の再開を機にブログを始めました。不定期更新ですが、どうぞ宜しくお願い致します。病気を発症させない飼育、薬剤に頼らない飼育を目指し、ハコフグ類の水槽内繁殖の夢みて、奮闘中。Twitterでも更新しておりますのでご覧ください。

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