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ここ数年、生態購入は8割方ネット通販で購入しております。袋に入っている時には、申し分ない状態の固体が届くのですが、一般的な水温合わせと水合わせを数時間掛けて、水槽に放ちます。三日後には白い点が…。まぁ、うちの水槽は白点虫が蔓延しているので、白点が出ても驚かないのですが、注文をして我が家に届くまでの間、梱包された箱の中は真っ暗で強制的に睡眠状態となり、運送中は袋の中で揺ら揺ら袋にぶつかりながら一夜を過ごします。(多分)、そうすると、体表の保護粘膜が薄くなったり剥離したり目に見えない擦り傷ができたり。で、我が家に到着すると短時間で水合わせを済ませ、暫く魚の様子を眺めて一安心。という具合なのですが…。一般的な水合わせとは、袋のまま水温合わせに30分~1時間ほど浮かべておきます。その後、袋を開封してショップの飼育水へ自宅の水槽の飼育水を少しずつ足してゆき、自宅の水質に近づける作業をおこないます。自宅の飼育水に馴染んだら水槽へ放ち、水合わせも数時間で済ませます。今までこんな方法で水合わせをやっていましたが、今回の生態購入から水合わせ方法を変えました。

まず、水温合せに3時間。次に水合せですが、主に買っている通販ショップの、袋に入って来る海水の比重が、毎度、1.014ほどなのです。他のショップの比重は1.022だったり、ショップによって比重が異なっています。自宅の飼育水の比重に近ければあまり気にしなくても良いのでしょけど、比重1.014は可也低めです。それを短時間で言わば強制的に比重を上げるのですから、魚にとっては至極苦痛を強いる事になります。それでは、魚にとっても負担が大きいので、短時間で自宅の水槽の比重に近づけるのではなく、検閲水槽を用意して最初から検閲水槽の比重を1.014にしておきます。その後、一ヶ月くらい掛けて水換え毎に本水槽の比重に近づけてゆく事にしました。この作業は購入するショップごとに比重も調整しておき、準備が出来たら魚を注文します。で、新しい魚を購入する時は、前もって2週間~1ヶ月ほど水温を28℃にして空廻ししておきます。この空廻し作業は白点虫などの寄生虫を殺虫(駆虫)する目的でおこないます。もちろん、魚を入れる前に袋の中のpHも合せておきます。で、餌付けしながら、体表の保護粘膜の粘膜層が厚くなるまでの再生を待ちます。私は薬浴は嫌いなので絶対やりません。ショップで薬付けされていると思うのでそれで十分です。本文を読んで、トリートメント水槽に入れて様子を見てから本水槽に入れてなかったの?、と思われたと思いますが…。はい、その通りです。と、言うよりトリートメント水槽は有ったのですが、いつの間にか飼育水槽化してしまうのでした。以前はトリートメント水槽を常に維持していて検閲を厳守していた時期もありました。今は、水槽維持に制約があり、水槽を増やせないのです。

それで、今週の日曜(1/25)にお迎えしたのがこちら↓
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現在、比重は1.016です。

死んだら買い足しを繰り返していると、コイツは芸が無いとか学習能力が無いとか思われてしまいますし、今まで白点虫と長年お友達だったのですが、この半年の間に貧乏マリンアクアリストの私にとっては、高額な魚も死なせてしまったので、ここら辺で、白点虫とは縁を切りたいと思います(切れるかなぁ~)。これから先、高額魚を死なせる事無く飼育して行く為にも…。


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今現在の水槽の様子です。岩組みを増やしました。岩を入れた分だけ水量は減りますが、濾材の役割もしますし、ハコフグは岩への依存度も高いので入れる事にしました。成長を見ながら取り除く予定です。


















 2015_01_30


1月27日に電線工事の為、停電しますと電力会社から通知が来ました。どうしてこの時期に工事をするの?。

工事当日は12時30分から4時30分の間に45分程、停電するのだそうです。その4時間の間の何時停電するか分からないので、エアレーション道具と使い捨てカイロを買って来ました。電池式携帯エアーポンプは以前から停電の為に所持していたのですが、うろ覚えですが10年くらい前に買った物なので、中のゴムポンプが劣化しているかもしれないので、新品を買って来ました。備えあれば・・・ですが、10年の間に使ったのは一回か二回くらいだったと思います。

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停電時間が45分というのは微妙なんですよ。水温は急激には下がらないと思いますが、過密飼育なので酸欠だけが心配です。新しく買ってきた電池式エアーポンプの説明書きには、新品のアルカリ乾電池で48時間持つとか書いてあったので、大丈夫でしょう。念の為に使い捨てカイロもガラス蓋に乗せて置こうと思います。

皆様は万が一の備え、対策はしておられますか?。











 2015_01_25


昨年の9月末頃から出始めた白点虫寄生症と合併症のレンサ球菌症から、ようやく解放されつつあります。長い長い介護でした。これも私自身の力量も考えずに、やりたい放題やってしまった実験の代償なのです。その間、多くの魚達を死なせてしまいました。全滅しなかったのがせめてもの救いです。90センチ水槽にした事で水量も増え、濾過の見直しなどで長かった悪夢からの解放へ向かっています。

DSC_3502.jpg蔓延していた寄生虫および感染症にも負けずに生き延びたハコフグ達です。後遺症が残った固体も居ますが、健気に生きています。

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DSC_3508.jpg水槽の前に来ると餌さ欲しさに皆寄ってきます。とても可愛いです。

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振り返りますと、白点が出始めてから上部濾過槽も撤去してしまい、寄生虫症や感染症を悪化させてしまう事になったのですが、密閉式外部濾過槽の一台をウールマット専用とした事で、日に日に白点が減少してゆきました。それで思い出した のですが、一昔前に白点虫駆除フィルターなるものを考案して使っていた方がいらっしゃいました。(氏のHPを拝見しましたら海水魚飼育はやめてしまわれたご様子でした)ウールマット専用にした密閉式外部濾過槽は、バスケット4個で構成されていまして、全て専用のウールマットにしようかと思ったのですが、試しに最初は活性炭も入れてみましたが、あまり黄ばみが取れる様子がなかったので、2週間後のウールマットの交換の時に活性炭は取り除きました。それで、今はいちばん下に専用のスポンジマットと残りのバスケット三つに専用のウールマットを2枚重ねして入れています。が、このウールマット層が白点虫の遊走子(仔虫)の駆除に一役かっているのではと、妄想がはじまりました。物理的には、ウールマットを新品に交換した時には、遊走子もウールマットを素通りしてしまうと思われますが、デトリタスなどで目詰まりが始まると、遊走子もデトリタス内に紛れ込んで引っかかってしまいやしないか…と?。これが理に適っているとすれば、そのウールマット内で頓挫して身動きできなくなると、当然、魚に寄生できないまま死んでしまいますので、次第に寄生が減ってきゆます。どんな方法であっても、遊走子を寄生させなければ良い訳ですから、最も簡単な白点虫駆除方法となります。これで、また白点虫寄生症が悪化するようであれば、もう一台、ウールマット専用濾過槽にして2台で稼動させてみようと思案しています。

偶然の産物とはいいませんが、ウールマットを使う派と使わない派がいますが、個人的にはウールマットは使った方が吉と実感しています。












 2015_01_18


年末に巻貝を15匹、90センチ水槽に入れたのですが、前回の導入と同じく。毎日のようにひっくり返って逆さになってしまいました。それで、原因を探っていたのですが、重曹の添加は換水時に人工海水を作るときに、人工海水の素が溶けきった後、バケツに入れ溶かすのですが、やはり重曹が怪しいのです。

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人工海水を作るときに、水道水を給湯にして使っていたので、ボイラーは銅管が使われているので、銅中毒も疑い試薬で測定しましたが、0.1mg/lで巻貝の致死量は0.6mg/l以上という事で、銅中毒は除外。

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で、重曹を入れないで換水をすると、辛うじて生きている巻貝は翌朝には復活してガラスや岩に張り付いています。が、また重曹入りで換水すると又々ひっくり返ってしまいます。重曹のアルカリ中毒が問題以前に「重曹:炭酸水槽ナトリウム」そのものが巻貝には毒性を示すのかもしれません。魚は問題ないようですが、重曹に敏感な巻貝が死んでしまっては、長期的に重曹を添加することで魚にも悪影響となるかもしれませんので、重曹の添加は中止とします。   












 2015_01_15


たぶん今年の冬は雪が多そうなので、春まで地元のショップには行かないだろう…と、昨日(1/4)、覗きに行ったのですが、やっぱり行くと欲しくなるんですよね。お店の水槽を30分くらい眺めて買おうか買うまいか悩んだ末、買ってしまいました。昨年末にも行ったのですが、その時は2尾居たのが1尾になっていました。水槽を眺めて居ると目の前に寄って来るんですよ…。昨年末に見たときにはスルーしたのです。何年も…ずーっと。何故なら、コンゴウフグや他の角や棘があるハコフグ類は成長過程で、本来伸びるべき角や棘が天然物の様には伸びないし、伸びないどころか飼っているうちに折れたり磨り減ったりする事が分かっていますので、もうコンゴウフグは飼わないと決めていたのです。それが…。

DSC_3428.jpg過去の飼育記録を調べてみましたら、2008年以降飼っていませんでした。飼育は8年ぶりです。コイソ貝と同じくらいで、全長2センチ余り。

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この目つきなんとも堪りません。店でこの眼差しで見つめられた日にゃ~。やっぱり連れて帰りたくなってしまうのです。(只のハコフグ馬鹿)

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DSC_3437.jpgお通じも快調です。沢山食べて沢山出します。

DSC_3441.jpgしか~し、コンゴウフグの飼育の準備はしてませんでした。そりゃ~、 一槽入魂だったはずじゃぁ。ん…!?(滝汗

DSC_3442.jpgインドフウライも殆んど相手にしていないので、このまま一緒に飼うか、インドフウライを大きい水槽に戻そうか。濾過槽は設置していないので、水質が悪化しないように、必要最小限の給餌で凌ぎます。


まずは1カ月経過できるよう、慎重に飼育して行きたいと思います。











 2015_01_05


今朝、何気に水槽に敷いてある珊瑚礫を眺めていますと、糸こんにゃくが?。ではなくて、糸こんにゃく状の物体が珊瑚礫に絡みついていました。実は昨年の11月頃から時折見かけていたのですが、ハコフグの胃腸に細菌か寄生虫が居て、それが糞と一緒に排出されているのだろうかと思っていました。よく見ると蛙の卵のように白い粒粒が並んで見えます。で、その糸こんにゃく状の物体がある所に昨夜、4匹のマガキ貝が居ました。と、言うことはマガキ貝の卵?。線虫などの寄生虫なら動きますが、この物体は水流でゆらゆらなびいているだけで動きません。寄生虫でなければそのまま放置。

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フジツボのような一枚貝は繁殖していたので、マガキ貝の卵だったら繁殖してくれると面白いのですが。それは無いな?!。












 2015_01_02

今年も

Category: 未分類  

謹賀新年

平素のご厚情を深く感謝致しますとともに
皆様のご健康とこの一年がマリンアクアリストにとって
幸多い一年であります様お祈り申し上げます





DSC_3326.jpg現在の水槽環境。


DSC_3340.jpg昨年末に地元の海水魚も扱っている熱帯魚店、(といっても60km離れている)に居たので連れて帰りました。今まで、何度か飼いたいと思いながら餌などの問題で、飼わずにいましたが、モンガラカワハギの仲間を飼いたいけど、成長とともに悪癖でてくるので、この種なら悪さをしないし?、今回が最初で最後と決め水槽に入れてみる事にしました。本当は5匹くらいまとめて入れたかったのですが…。

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チョウチョウウオも数尾入れました。私の住んでいるところは、一応、雪国なので寒気が緩んだ頃合を見計らって、通販購入しました。それでも、この冬は午前中着指定で注文しているのですが、いつも昼前着で、開封するまで魚が元気か心配して待ち侘びております。

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生き残ったインドフウライチョウチョウウオはきかん坊化してしまったので、暫くの間、生物濾過槽無しの45センチ水槽へ。で、60センチ水槽に入っていた元ライブロックを捨てるのも勿体無いので、入れてあるだけの水槽なのですが、餌さを制限させながなんとか水質を維持したいと思っています。プロテインスキマーと外掛けフィルターがあるから何とかなるさ。たぶん?。


今年は、志し強くハコフグ飼育に励む一年にしたいと思います。(色々飼っていますが、あくまでも主体はハコフグです。)


本年もどうぞ宜しくお願い致します。












 2015_01_01



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プロフィール

箱福

Author:箱福
転職を境に一旦ハコフグ飼育を休止しましたが、ハコフグ飼育の再開を機にブログを始めました。不定期更新ですが、どうぞ宜しくお願い致します。病気を発症させない飼育、薬剤に頼らない飼育を目指し、ハコフグ類の水槽内繁殖の夢みて、奮闘中。Twitterでも更新しておりますのでご覧ください。

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