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魚を観察していますと、色々な習性を持っている魚がいます。アイランド・カウフィッシュの大きい方は、時々、立ち泳ぎ?をして物に吸い付いています。何かを食べようとしているのかもしれませんが、苔なら立ち泳ぎをしなくても、そこら辺に沢山生えていますし…。動画サイトでもハニーカム・カウフィッシュだったかが、立ち泳ぎをして泳いでいるのが投稿されていました。この行動は習性なのでしょうか?。

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吸い付いてみたり離れてみたりを繰り返します。


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場所を変えて吸い付きます。


小さい方のアイランド・カウフィッシュは同じ行動はしません。という事は習性ではないのかな?。魚を観察していますと、とても面白いです。







 2015_04_27


アイランド・カウフィッシュを水槽に入れてから、本日(2015.04.26)で丸一年となりました。このブログでアイランド・カウフィッシュをご紹介した時にも書いたと思いますが、私がハコフグを始めた当時は、その存在すら明らかになっていなかったハコフグです。数年前に日本初入荷され水族館での飼育展示や、一部のショップで入荷が紹介されました。昨年辺りから複数の入荷があり、今年も入荷されております。しかし、東アフリカ産であり入荷量も少ない為に入荷量の多いハコフグより少々高額となっています。

私もアイランド・カウフィッシュは、初めての飼育という事もあり手探り状態での飼育でした。一年飼育してみて特別に他のハコフグ飼育と異なる事はございませんが、度重なる白点虫寄生症などや水温、比重の急激な変動にも耐えてくれました。性格は温厚で、辺りの急変には驚いて水槽にぶつかったりして、ツノの先端が無くなり短くなってしまいます。気の強いハコフグとの混泳で威嚇や攻撃されても反撃する事は殆んどしません。同種同士では、時々喧嘩をします。

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DSC_0911.jpg入槽直後は岩陰に隠れたりしていました。

DSC_0926.jpgラクダハコフグはアイランド・カウフィッシュの白斑点模様を餌さだと思ったのか、度々吸い付いていました。





DSC_4285.jpg今現在の容姿です。極端に体形が変わった訳ではありませんが、大きくなった分、背面や尾鰭がターコイズブルーが色濃くなった感じです。色合いや模様を変化させるハコフグですので、ターコイズブルーの青味も日によって異なります。

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アイランド・カウフィッシュやスクロゥルド・カウフィッシュなどのAcanthostracion属は背高がありますが、正面から見ますと他のハコフグ類よりも、平たくなっています。

成魚に成長する過程で、色合いや模様の変遷が明らかになってきますので、これからも、成長が楽しみなハコフグです。


2015.04.26現在 15-16センチ程。





 2015_04_26


今日、二度目の記事でございます。濾過槽として使っています外部式濾過槽の一つを、ウールマットによる物理濾過専用に使っているのですが、前回、何時交換したか忘れてしまうくらい(多分、2ヶ月くらい)、月日が経ちました。外側から見て黒ずんできたり、送水ポンプの吹き出し口から出る飼育水の勢いで、交換の目安としていたのですが、送水ポンプの吹き出し口から出る飼育水の勢いは、それ程、変わりがありませんでしたが、4段重ねのバスケットのウールマットが外側から見て、四段とも黒ずんでいましたので、ウールマットを交換しました。


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本体とUV殺菌灯を連結していましたので、両方に入っている飼育水を吐き出して水量を減らしてから、モーターヘッドを取り外します。飼育水を取り出してからでないと、バルブタップのコックを閉じても圧力が掛かっている為に、モーターヘッドを取り外した瞬間に水が溢れ出します。(念のため、床が水浸しにならないように、ポリ製の収納箱に外部濾過槽を入れてから取り外します。)


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モータヘッドの威力が強く、強引に飼育水を循環している為に、流れの弱い部分にしかデトリタスが溜まっていませんでした。

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全部のバスケットを見ますと、汚れの溜まり方も同じ感じですので、もう少し循環している飼育水の勢いが弱いほうが、沢山デトリタスを濾し取れるような気がします。


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外部式濾過槽専用の、バスケット4個分の新しいウールマット8枚(各2枚ずつ)を交換しました。

ウールマットによる物理濾過は、上部式濾過槽の方が掃除や交換が楽で良いのですが、水槽の上に重いものを置きたくないのと、UV殺菌灯を接続していますので外部式濾過槽を使っています。また2ケ月後くらいに交換したいと思います。もちろん、ウールマットの汚れ具合や送水ポンプから出る飼育水の勢いを見ながら、ウールマットの交換は早めます。







 2015_04_25


少しずつですが、ツノが伸びています。一週間くらいで3mmくらいでしょうか。

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水槽も安定していますし、ハコフグ達も頗る元気です。白点虫と思われる白点も、僅かに付いたり消えたりしていますが、悪化する事も無いようですので、特別何をする事もなく放っておいても大丈夫でしょう。






 2015_04_25


毎日、水槽の中の魚達を見ていますと、目に見えて成長しているなぁ…と思う魚と、全然成長しないなぁ…という感じの魚がいます。色々なハコフグを飼育していますが、その中でも成長が早いのがコンゴウフグ。ラクダハコフグやスクロゥルド・カウフィッシュは成長が遅い感じです。同じくらいの大きさのコンゴウフグ、ラクダハコフグ、スクロゥルド・カウフィッシュを見比べてみますと、体形の違いもあろうかと思いますが、口の大きさが違います。その口の大きさで一回の給餌の時の摂餌量で成長に違いが出でくるのであろうと考察しています。




スクロゥルド・カウフィッシュ。

DSC_1417.jpg2014.07.26 撮影

DSC_1435.jpg2014.07.26 撮影


DSC_4209.jpg2015.04.19 撮影


DSC_4240.jpg2015.04.19 撮影


スクロゥルド・カウフィッシュを水槽に入れてから9ヶ月程になりました。余り成長を感じないのですが、水槽に入れた当時の写真と比べますと、幾分大きくなっているのだということが分かります。青い斑点が少なくなっているようです。成長に伴い、名前の由来となっている模様に変化すると思われます。

今現在は食欲旺盛なので、一日一回ではありますが、給餌量を増やしています。






 2015_04_24


ブログにハコフグの画像(写真)を沢山の載せていますが、何気に撮っている時と、意図的に撮る時があります。魚の場合は犬猫などの哺乳類動物と違い、顔の表情が乏しくアングルや目の視線、泳ぎ格好などで、その魚の特徴を伝えなければなりません。ハイアングル(見下ろす方向)や、ローアングル(見上げる方向)など、魚を見る方向で見慣れた体形とは違って、それぞれの魚が持つ特徴を捉える事ができます。

私がハコフグ達を眺めていても、お気に入りのアングルがあります。今日はその中の一つをご紹介いたします。

DSC_4231.jpg宇宙人ではありません。


DSC_4219.jpgアイランド・カウフィッシュ。

DSC_4273.jpgスクロゥルド・カウフィッシュ。


若干ローアングル気味というか、ハコフグが上昇して行く瞬間を捉えた写真です。このアングルはとてもお気に入りです。








 2015_04_22


海水魚を飼育している皆様は、今飼っている魚のどこに魅力を感じますか?。体形?。模様?。色合い?。色んな種類の魚がいて、どうしてこんな形になったの?、とか。生息している環境で進化して、それぞれが今の姿になりました。私はどちらかというと、どうしてこんな体形になったの?、というような魚が好きなのですが、鱗を甲羅に進化させた身体が盾であり、角や棘が矛となる武装をして、身を守る術を得たハコフグ達。それでもと毒まで身体に忍ばせて無敵とも思える魚であります。


常々、書いていますが、フグ目が好きな理由の一つに、目の色と目の動き方が好きなのでございます。目の瞳孔がエメラルドグリーンに輝いたり、瞳の中に銀河があるように見えたり、目の動きも左右別々の動きをします。それはフグ目の特徴で、スズキ目は左右同じ方向に動きます。泳ぎ方もヘリコプターを思わせるような独特の泳ぎ方をします。ハコフグ類だけでもとても魅力的な部分を垣間見ることができます。


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ハコフグに限らず、幼魚から成魚へと変貌を遂げる魚達も居ます。その変遷を見届けるのも、海水魚飼育の楽しみであります。水槽機材に拘るのも良いでしょう。飼育方法を極めるのも良いでしょう。魚の生態をじっくりと観察すればするほど、魚達の魅力もそれまで以上に変わる事でしょう。


余談ですが、動画サイトを眺め居ましたら、一つの動画が目に止まりました。カエルアンコウの横を通過する豆コンゴウフグ。一瞬、パクッと食べられてしまいました。が、直ぐに吐き出してしまいました。その後、何事も無かったように泳いでゆきました。その豆コンゴウフグが毒をだしたのか、硬くて食べられないと判断して吐き出したのかは分かりませんが、とても興味深い動画でした。






 2015_04_20


昨日のつづきでございます。


苔苔ズッコケ水槽も適当に苔掃除をしたので、角が再生し始めた模様を撮りました。で、角が再生してきたまでは良かったのですが。

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上の2枚は伸びだして良かった良かった…!。\(^0^)/ 






しか~し!?


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分かりますか?!。

おぃおぃ。

伸びる方向が違ってませんか?。

そうなんですよ。下向きに伸び始めたのであります。

角が伸びる前に二股に分かれていたので、分かれていた上の部分が妨げとなって、下向きに伸び始めたのでしょう。まぁ、再生したのだから良しとしましょう。


それにしても、この時期のコンゴウフグは腹膜が透けて見えるほどの透明感があって、鼈甲(べっこう)のように美しい。







 2015_04_19


ハコフグファンの皆様、いつもご覧頂き有り難うございます。

角の折れたコンゴウフグに変化が起きました。

まずは画像をご覧ください。

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上の写真は4月4日に撮影しました。二股に分かれた状態でした。



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下の画像は4月11日に撮影しました。二股に分かれた下の方が、太くなっているのが分かるでしょ。

そ~なんです。角が再生を始めたのです。11日に撮影した時点では角の再生を確信する事ができませんでしたが、今日4月18日時点(茶苔だらけで撮影不能)で、更に伸びているので間違いなく再生すると思われす。過去の飼育では角の再生は一例しかありませんでした。もっとも、角が折れたりしないように飼育していたので、磨り減る事はあっても折れてしまう事の方が稀ですから、そんなに事例を見る事もありません。この固体は全体(口先から尾鰭の付け根までの長さ)が4cmほどなのですが、このくらいの大きさの固体だとまだ角の再生能力があるようです。


しか~し。嫌な予感が・・・。






 2015_04_18


比重、水温と白点虫寄生症との関係を探っていたのですが、今現在は酸欠防止の為、少し下げて比重1.0235くらい。水温27℃。白点虫の寄生も殆んど無くなり、特に変わった変化も無くなりまして、安定した環境となってきました。ここで新魚を迎えたい気持ちをグッと抑えて、このまま様子を見守る事にします。しかし、水槽が安定すると「つまんなく」なるのがこの趣味(と、思うのは私だけ…かな?)。

毎日の日課で10~20リットルの換水と給餌。相変わらずの苔だらけ水槽ですが、私は苔掃除はしない主義なので、水槽をお見せするにはお見苦しい感じもしますが、苔掃除をすると巻貝達の餌が無くなってしまうんですよね。自然界でも苔は生えていますし。水槽だと美観的に見苦しいと思うだけ。私の水槽は常に苔だらけが当たり前なので、気にしないでください。(手前のガラスだけ時々掃除をします。が、気まぐれなので全ガラス面を掃除する時もあり)

水温も24℃から27℃に上げて、新陳代謝もよくなって?、餌さの食いっぷりも良くなりました。90センチ水槽という限られた範囲で、後2年でどれくらい成長させる事ができるかという事が、今後の課題です。

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アイランド・カウフィッシュとスクロゥルド・カウフィッシュは25センチ。コンゴウフグは28センチ。ラクダハコフグは15センチ。ミナミハコフグは20センチに成長させる事を目標としたいと思います。(上手く飼育するとこれくらいには成長するだろうという大きさです。希望的観測。)






 2015_04_14



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プロフィール

箱福

Author:箱福
転職を境に一旦ハコフグ飼育を休止しましたが、ハコフグ飼育の再開を機にブログを始めました。不定期更新ですが、どうぞ宜しくお願い致します。病気を発症させない飼育、薬剤に頼らない飼育を目指し、ハコフグ類の水槽内繁殖の夢みて、奮闘中。Twitterでも更新しておりますのでご覧ください。

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