コンゴウフグとの出会い
Category: 回想録
熱帯性海水魚の飼育を始めてから今年で16年目となります。それ以前には魚釣りが好きで小学生の頃から、海釣りに良く行っていました。その海釣りで釣った魚をバケツで生かしておいて、当時は枠がステンレス製の60センチくらいの水槽だったと記憶しておりますが、その水槽で期間限定(当時はヒーターが無かったので冬は飼えない)を飼っていました。あと、漁師さんの網に掛かっていたカニやヤドカリを貰って飼ったりもしましたし、父親が投網で獲った魚なども水槽に入れていました。当然、その頃は小学生の私には海水の素など手に入る訳もなく、週一に最寄の海(3kmほど)まで、自転車で一升瓶数本持って海水を汲みに行ったものでした。我が家は日本海側なので熱帯性の魚ではなく釣れるのは食用とされる魚が主です。今では、地球温暖化で海水の水温も高くなり、冬でも熱帯性の魚などが越冬しているなど、新聞やテレビのニュースで見聞きします。そのような飼育と言うより、数ヶ月間生かしておくと言った方が良いかも知れませんが、40年程前から海水魚を飼ったりしておりました。あとは、昆虫採取やカニやアメリカザリガニなどを獲って飼ったりと、とにかく何かを飼うのが好きでした。しかし、二十歳を過ぎると別の趣味に没頭しておりました。
時が過ぎて、1998年頃だったでしょうか。ホームセンターなどでも熱帯魚を扱うようになり、我が家で淡水性熱帯魚を飼う事になり、グラミーやディスカスの飼育を始めます。こうなると、やはり色んな魚を水槽に入れたくなる病が出始め、熱帯魚店廻りがする様になります。そこでルリスズメを見ることになった訳ですが、色合いの発色は淡水魚とは比べ物にならないくらい鮮やかで、コバルトスズメの別名を持つ澄み切ったコバルト色。そんな魚を見て飼わない訳がありません。最初は60センチ規格水槽で底面濾過で飼って見る事したのですが、その時点では生物濾過の重要性をまだそれ程認識しておらず、淡水魚飼育の感覚で飼育していました。その後、誰もが最初の経験する難関にぶち当たります。そして熱帯魚情報誌や海水魚飼育書などを買いあさります。更に時が過ぎ2000年の春頃、運命のコンゴウフグと出会う事になりました。当時、廻っていた数件の熱帯魚店の内の一軒で5cmほどの幼魚を目にします。昔、テレビで見た事のある面白い形の魚が水槽に泳いで居るではありませんか。「ヘぇ~」この魚も売ってるんだと思って暫くコンゴウフグを見ていました。でも、その時は買わずに店を後にしました。しかし、毎日、あのコンゴウフグが頭から離れません。数日後、店に行ってコンゴウフグを買って来ました。水槽は珊瑚礫を敷き詰めていたのですが、エアリフトでやって居たのですが、設置してから3ヶ月ほど経過した水槽でした。その水槽に入れて10日で死んでしまいました。また熱帯魚店に通って数週間後にコンゴウフグを買ってきて入れます。今度は3日で死んでしまいました。まぁ、知識が無ければこんなものです。で、熱帯魚店の方に聞いてみると底面濾過ならパワーヘッドでなければダメと言われます。パワーヘッドだと水槽内が活性化するとの事だったので、エアリフト式からパワーヘッドに替えました。懲りずに3尾目を入れます。お店の方に教えてもらった通り、水槽内が活性化したのでしょうか。この固体は順調に生きていました。が、順調になると他の魚も入れたくなる病が出始めます。すると…、そうです。白い点々病が。。。当然、水槽内に白点虫寄生症が蔓延する事になる訳ですが、治療法を水族館や水産試験場に問い合わせた事もありました。ハコフグ飼育の始めた頃はこんな感じでございました。
時は変わり、それなりの知識も身に付きコンゴウフグの繁殖を目指そうと、沢山のコンゴウフグの飼育を始めます。ネットでの情報交換は2003年頃から始めましたが、この頃はHPからブログへ変わりつつある頃でして、コミュニティーサイトが普及しておりました。以下の画像は2007年頃に撮ったものです。当時は120センチ水槽と60センチワイド水槽を2本と小型水槽を数本で熱帯性海水魚飼育をしていました。2007年前後がいちばんハコフグ飼育に夢中だったと思います。120センチ水槽にコンゴウフグを12尾くらい入れて居たと記憶しています。(ちょっとうろ覚え)

20センチほどに成長したコンゴウフグ達ですが、泳ぐ姿は編隊を組んで飛んでくるヘリコプターのようでした。




お気に入りだったショートノーズ・ボックスフィッシュです。
10年間、底面式フィルターを設置したままにしておいた120センチ水槽です。画像にも写っていますが、底から飼育水が滲み出てきてティシュを挟んで毎日交換いていました。そういう事情もあり120センチ水槽は畳んでしまう事になりました。10年間、底面式濾過のフィルターを弄らなかったのですが、水槽を畳むにあたり底面式フィルターを取り出して裏側を見た途端に驚愕してしまいました。10年放置するとこうなるのか………と。
このカテゴリーでは過去の飼育の思い出などを書いてゆきたいと思います。
時が過ぎて、1998年頃だったでしょうか。ホームセンターなどでも熱帯魚を扱うようになり、我が家で淡水性熱帯魚を飼う事になり、グラミーやディスカスの飼育を始めます。こうなると、やはり色んな魚を水槽に入れたくなる病が出始め、熱帯魚店廻りがする様になります。そこでルリスズメを見ることになった訳ですが、色合いの発色は淡水魚とは比べ物にならないくらい鮮やかで、コバルトスズメの別名を持つ澄み切ったコバルト色。そんな魚を見て飼わない訳がありません。最初は60センチ規格水槽で底面濾過で飼って見る事したのですが、その時点では生物濾過の重要性をまだそれ程認識しておらず、淡水魚飼育の感覚で飼育していました。その後、誰もが最初の経験する難関にぶち当たります。そして熱帯魚情報誌や海水魚飼育書などを買いあさります。更に時が過ぎ2000年の春頃、運命のコンゴウフグと出会う事になりました。当時、廻っていた数件の熱帯魚店の内の一軒で5cmほどの幼魚を目にします。昔、テレビで見た事のある面白い形の魚が水槽に泳いで居るではありませんか。「ヘぇ~」この魚も売ってるんだと思って暫くコンゴウフグを見ていました。でも、その時は買わずに店を後にしました。しかし、毎日、あのコンゴウフグが頭から離れません。数日後、店に行ってコンゴウフグを買って来ました。水槽は珊瑚礫を敷き詰めていたのですが、エアリフトでやって居たのですが、設置してから3ヶ月ほど経過した水槽でした。その水槽に入れて10日で死んでしまいました。また熱帯魚店に通って数週間後にコンゴウフグを買ってきて入れます。今度は3日で死んでしまいました。まぁ、知識が無ければこんなものです。で、熱帯魚店の方に聞いてみると底面濾過ならパワーヘッドでなければダメと言われます。パワーヘッドだと水槽内が活性化するとの事だったので、エアリフト式からパワーヘッドに替えました。懲りずに3尾目を入れます。お店の方に教えてもらった通り、水槽内が活性化したのでしょうか。この固体は順調に生きていました。が、順調になると他の魚も入れたくなる病が出始めます。すると…、そうです。白い点々病が。。。当然、水槽内に白点虫寄生症が蔓延する事になる訳ですが、治療法を水族館や水産試験場に問い合わせた事もありました。ハコフグ飼育の始めた頃はこんな感じでございました。
時は変わり、それなりの知識も身に付きコンゴウフグの繁殖を目指そうと、沢山のコンゴウフグの飼育を始めます。ネットでの情報交換は2003年頃から始めましたが、この頃はHPからブログへ変わりつつある頃でして、コミュニティーサイトが普及しておりました。以下の画像は2007年頃に撮ったものです。当時は120センチ水槽と60センチワイド水槽を2本と小型水槽を数本で熱帯性海水魚飼育をしていました。2007年前後がいちばんハコフグ飼育に夢中だったと思います。120センチ水槽にコンゴウフグを12尾くらい入れて居たと記憶しています。(ちょっとうろ覚え)

20センチほどに成長したコンゴウフグ達ですが、泳ぐ姿は編隊を組んで飛んでくるヘリコプターのようでした。




お気に入りだったショートノーズ・ボックスフィッシュです。
10年間、底面式フィルターを設置したままにしておいた120センチ水槽です。画像にも写っていますが、底から飼育水が滲み出てきてティシュを挟んで毎日交換いていました。そういう事情もあり120センチ水槽は畳んでしまう事になりました。10年間、底面式濾過のフィルターを弄らなかったのですが、水槽を畳むにあたり底面式フィルターを取り出して裏側を見た途端に驚愕してしまいました。10年放置するとこうなるのか………と。
このカテゴリーでは過去の飼育の思い出などを書いてゆきたいと思います。
Comments
以前もコメントさせて頂きました。
ありがとうございました。
突然なのですが、取急ぎ質問させて下さい。
現在、ラクダハコフグの稚魚(3センチ)が落ちかけて、海底に着陸してしまいました。
可能として、前日の水換え時に、悪い物が舞い上がり、寄生でもしたのかな?と考えています。
入水からまだ、半月位の子で、食欲旺盛、白点なし。
急に口をガクガクさせて、瞳孔は真ん丸。
素人判断で、高濃度海水浴、1分その後、かなり薄く、薬浴、隔離中です。
何か出来る事はないでしょうか?
いきなり、不躾な質問をお許し下さい。
よろしくお願いします。
ダイサン URL 2015-02-24 16:27
たらふく様
一応、動画もありますが、このブログは有料プランでないと動画がUPできないようなので、有料プランに変更したら載せたいと思います。
動画といっても携帯電話の動画なので画質は落ちますが、雰囲気は伝わると思います。当時はデジカメを持っていませんでした。アナログ人間なのでフィルムカメラで頑張っていた時期でもあります。
箱福 URL 2015-02-25 00:10
取り急ぎ
ダイサン様コメントの内容から判断致しますと、
>前日の水換え時に、悪い物が舞い上がり、寄生でもしたのかな?
と、言うより水質ショック症ではないかと思います。寄生症や感染症の場合は、換水した事で寄生や感染された翌日に、症状が悪化する事例は見たことがございません。寄生症や感染症の場合は初期症状としての前兆や兆候が表れると思います。
>急に口をガクガクさせて、瞳孔は真ん丸。
この様な症状は危篤状態です。
>高濃度海水浴、1分その後、かなり薄く、薬浴、隔離中です。
魚は急激な水質変化(水温変化も含む)には順応できません。ショック死する事もあります。人間に例えると一気に高い山に登り高山病に罹るようなものです。幼魚なら尚更、水質変化には敏感です。
換水も一度に大量に換えるより少量で頻度を多くした方が、魚にとっては負担が少ないのです。水温の変化は、人間の1℃の変化は魚ですと3℃の変化に相当するそうです。泳げなくなったぐらいですので、ショック死に相当する程の衝撃を受けた状態だと思われます。覚悟はされた方が良いかもしれませんが、あと弄らないでエアレーションの強化して様子を見て、泳げるまでに回復しましたら、水槽の水量の五分の一程を一日おきか毎日繰り返してみて餌を食べるようになったら、換水をひとまず止めて様子をみてください。換水をする場合は、比重、水温、pH を水槽の水質と同じにして、飼育水の交換をしてください。
下手にあの手この手とばかり、薬浴したり淡水浴をしたり比重変化や水温変化など、急激な水質変化を繰り返しますと、死を早める事もありますのでご注意してください。
私事で誠に恐れ入りますが、現在、仕事が夜勤ですので、即答が出来ない状態ですので、何卒ご了承ください。一応、平日のお返事ができる時間帯は23時から日付が変わり午前03時の4時間ほどとなります。
箱福 URL 2015-02-25 00:12
ありがとうございました。
急なメールに対し丁寧な返答ありがとうございました。結果から ・・・ 今朝☆になってしまいました。
あの状態でよく2日頑張ってくれたな、と同時に2日も辛い状態にしてしまったと、悔さと罪悪感が残りました。
処置は着陸してしまって、危篤となってから、ダメ元というか、藁にもすがるというか、で、処置してしました。
水槽は60センチ
外部濾過と30センチキューブ(オーバーフロー式サイホン)にてサンゴ砂の濾過曹。
水流は外部濾過の注水と別途ポンプ
エアレーションは不調になる(水換え前)の2日前に酸欠の様な症状(真っ白になってました。)慌てて詳しく症状を見ず、エアレーションで、直ぐに健康な感じに戻ったので、酸欠かと思いました。その後、塩垂れを気にして、濾過曹でエアレーションしました。
その後水換えを、大体ですが、15㍑位?水槽の10~13センチ位です。
プロホースで薄くひいてある、サンゴ砂を掃除するように、水換えをしました。
水槽自体初心者で、ネットとブログをかなりあさり、始めた感じです。
立ち上げて、半年過ぎた位の水槽です。
キューブの濾過曹にヨウ素ボールを少し仕込んである感じです。
その他特別な事は何もしていません。
生体はホワイトソックス3ヶ月位前から
巻き貝1ヶ月前から。
もう1匹のラクダハコフグもあまりいい感じの状態に見えない感じです。
目の卵型が弱い気(卵型なんだけど、以前はもう少しキツイ目付きだったきがします。)がします。それ以外は普通に行動してます。
ダイサン URL 2015-02-25 12:54
追記
水換えは、比重、水温は合わせ、交換しています。勢いよく注水してしまったかとも、感じていますが。phは測定はしていません。よろしくお願いします。
追追記
もう1匹の体調大分良くなって来たみたいです。今晩はいい感じの目付きです。
追記
ダイサン URL 2015-02-25 14:19
ダイサン様
飼育環境のご教示有り難うございました。
呼吸が荒くなる症状としては、酸欠、中毒症、感染症および寄生症の末期、水質水温急変のショック症など、色々と考察してみました。
ラクダハコフグの死因について、最初のコメントでは水換え時の水質急変を疑ったのですが、その後のコメントのご教示からもう一つ疑ったのが、同種の混泳です。ハコフグの飼育は一つの水槽に一種一匹(同種同士の混泳は危険という意味)の飼育が基本です。ハコフグを混泳させたい場合は別種を一匹ずつとした方が賢明です。
ラクダハコフグ同士の混泳は、最初は無関心で互いが干渉していない場合でも、月日が経つにつれ強い固体が弱い固体へ、攻撃を仕掛ける事が多くなります。追いかけ廻すくらいなら良いのですが、酷い時には眼を突っ突いて失明させてしまう事もありますし、相手が死ぬまで過剰に追撃する事もあります。
この度の水換え後に呼吸が荒くなったとの事ですが、日頃から片方の固体がもう片方の固体を追い回したりしていなかったでしょうか?。そのような事が日常にあったとすれば、なんらかの切っ掛け、今回は水換え後に追撃が始まり、気の弱い固体の方がストレスに耐え切れなくなり、危篤状態に追い込まれてしまった可能性もございます。当然、追いかける側も追いかけられる側も興奮していますので、お互いの呼吸が荒い状態となります。いずれにしても、同種の混泳の場合は遅かれ早かれ死因に繋がる小競り合いが予想され、最悪の場合は死んでしまう事になると思われます。
ハコフグ飼育の場合はどの種も、オスメスのペア以外は単独飼育が基本となります。同種同士の混泳は、どちらかの固体に常に死の危険性が付き物と認識ご承知の上、ご自身のご判断で飼育してください。
ちなみに、私が過去現在において、同種同士を混泳して激しく争う危険性があると認識している種は下記の通りです。「△」は環境次第では混泳できる種。「×」は相手が死ぬほど激しく攻撃をする種。
コンゴウフグ △
ラクダハコフグ ×
ハコフグ △
ミナミハコフグ △
クロハコフグ ×
テングハコフグ ×
ショートノーズ・ボックスフィッシュ ×
アイランド・カウフィッシュ △
スクロゥルド・カウフィッシュ △
レティキュレイト・ボックスフィッシュ ?
激しく争う種類のハコフグは水槽を二つ並べて置いて、1尾ずつ入れてもガラス越しに威嚇し合います。
他のブログなどで、ラクダハコフグ同士の複数飼いを薦めている方が、居るかも知れませんが、誰もが安全に混泳できる保障はございません。特に、家庭用水槽などでは、狭く逃げ場が有りませんので、ラクダハコフグ同士の長期飼育は困難を強いられると思われます。
ハコフグは岩の間や水槽機材の隙間に挟まって、身動きできなくなっても、死んでしまう事がございます。ショップなどで複数入荷されて、同じ水槽に居た場合は、一時的に売れるまでの混泳ですので、決して仲が良いと言う訳ではありません。
この度の死因が、特定できる内容では無いかもしれませんが、今後のハコフグ飼育のご参考となれば幸いです。
箱福 URL 2015-02-26 02:35
お忙しいところありがとうございます。
混泳でのストレスは現在の所、考えてずらいかと思います。
つつく行為が全くなかった訳ではありませんが、基本仲良くしていたと思います。
人間の見立てなので、分かりませんが。
しかし、管理の悪さと、水換え辺りが引き金になってしまったのは、間違いないですね。
同種の混泳もダメなんですね!いくつか、ネットで同種は大丈夫と聞いた事があったので・・・
水槽も60なので、ラクダ1匹が懸命ですね。
この度は本当にありがとうございました。
長生きしてもらえるよう頑張っていきます。
ダイサン URL 2015-02-26 12:44
ダイサン 様
>混泳でのストレスは現在の所、考えてずらいかと思います。 つつく行為が全くなかった訳ではありませんが、基本仲良くしていたと思います。 人間の見立てなので、分かりませんが。
そうですか?。
>しかし、管理の悪さと、水換え辺りが引き金になってしまったのは、間違いないですね。
心当たりがあるのであれば、そうかもしれませんが…。
>同種の混泳もダメなんですね!いくつか、ネットで同種は大丈夫と聞いた事があったので・・・
同種同士の混泳がダメと言っている訳ではありません。ハコフグ科の魚達は縄張りを持つ魚であり、そのような習性を持つハコフグ類は、混泳には不向きであり、上手く飼育できない事の方が多いという意味合いです。
同種同士の混泳が無理か可能かは、実際入れて見ないと分かりません。が、長生きさせている方々の多くは、単独飼育が多いです。ラクダハコフグ同士の混泳で長期飼育をしている方を、私は存じ上げません。また、私も無責任な事も書けませんので、安全策という意味合いで提案している次第です。
>水槽も60なので、ラクダ1匹が懸命ですね。
その方が無難かと存じます。しかし、ラクダハコフグが好きで沢山飼育したいというのであれば、水槽を増やすか一つの水槽でセパレータで仕切って複数飼いする手段もございますが、水槽内が狭くなり成長の妨げになります。実際、やってみないと納得できない事もあろうかと思いますし、色々と失敗から学ぶ事もございますので、もう一度ラクダハコフグを入れて2匹一緒に飼ってみると、真実が見えて来る事もあるかと思います。
最後に、全くの的外れかもしれませんが、私が水換え時の水質の急変からなる死因の可能性を外した理由は、エビも一緒に混泳させている事にあります。酸欠や急激な水質変化(水温変化も含む)はエビの方が敏感です。エビは急激な水質変化からなる、ストレスから逃れようと脱皮をします。脱皮をする準備が出来ていない状態で脱皮をしてしまう事で、脱皮に失敗して死んでしまう事も多々あります。もしも、エビの方がラクダハコフグより先、あるいは同時期に死んでしまったのであれば、急激な水質変化も考えられますが、今もエビが生きているのであれば、急激な水質変化による死因より、混泳による喧嘩などのストレス性ショックが原因と考えた次第です。
>この度は本当にありがとうございました。
>長生きしてもらえるよう頑張っていきます。
是非とも10年飼育を目指して下さいませ。
箱福 URL 2015-02-27 01:39