アルカリ中毒

Category: 中毒症  

先日、イナズマヤッコを死なせてしまいましたが、死因が分かりました。原因は重曹の持続添加によるアルカリ中毒症だと思います。前兆として巻貝の度重なる死。その時はチョウチョウウオに突っ突かれて死んでいったのだと思っていましたが、今考えると中毒症に敏感な巻貝が最初の犠牲となっていたのです。次いで、中毒症に弱いヤッコが死んでしまったという事だと思います。

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中毒症と気付いたのは、イナズマヤッコの死後数日すると、他の魚達が頭を下げて朦朧として泳ぐようになった事で、「もしかして…」と、pHを測ると愕然。一回目の換水後ですらpHは8.6だったのですから、換水前はもっと高かったと思われます。



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頭を下げて朦朧として泳いでいるのは中毒症の典型的な症状です。

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即、全換水と行きたいところでしたが、pHを急激に下げるとpHショックとなり、体調悪化に拍車を掛けるようなものですから、毎日20リットルずつ交換してpHを下げてゆきました。その間の10日間はコラリスが絶食。今現在は餌を食べるまでに回復しました。我が家において中毒症になったのは銅中毒、ヨウ素中毒と三例目です。銅中毒やヨウ素中毒になってしまうと回復も難しい事が多いのですが、アルカリ中毒症の場合は、致死量に達していなければ回復しやすいようです。アルカリ中毒症に気付くのが遅れた要因として、銅中毒やヨウ素中毒であれば、中毒症に陥ると呼吸も早まるので分かりやすいのですが、アルカリ中毒症の場合は、呼吸が速くなかったのです。


重曹は水に溶け難いので、翌日から数日後にpH測定しないと、正確な値が出ない事は知っていたのですが、水槽の水量に対して、適量の目安が分からなかったし、添加を始めてから何日もpH理想値に上がらなかったのですが、毎日の添加が仇となってしまったようです。重曹のpHは8~8.5程。しかし、下水として流してもpHは8.6を超えないそうで…?。それなら、海水魚はpHがどれくらいでアルカリ中毒症に陥ってしまうのでしょうか?。まぁ、pH8.3を超えないように安定させれば良い事なのでしょうが、それが意外と難しいのであります。で、今現在は、毎日の添加はやめて、換水時のみの添加としています。デジタルpH計を買おうと思っているのですが、試薬式と誤差があるようなので買わないでいたのですが…。知識は増えるけど失うものの方が多いような今日この頃です。魚も随分と居なくなってしまいました・・・。












 2014_12_14

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箱福

Author:箱福
転職を境に一旦ハコフグ飼育を休止しましたが、ハコフグ飼育の再開を機にブログを始めました。不定期更新ですが、どうぞ宜しくお願い致します。病気を発症させない飼育、薬剤に頼らない飼育を目指し、ハコフグ類の水槽内繁殖の夢みて、奮闘中。

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