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クロハコフグ三週間経過

Category: クロハコフグ  

14センチほどのクロハコフグを水槽に入れてから三週間が経過しました。特になにをしたという事でもないのですが、白点の方は減少して治癒も間近?というところです。で、水槽に入れてから三週間も経って餌さもまったく食べないとなると、餓死を待つだけなのですが…。


ちょっと話はそれますが、60センチワイド水槽の方がとんでもない状態となっておりまして。


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ご覧のように、たぶんに白点虫だと思う寄生の悪化でここ一週間で一気に増えました。このままですと自然治癒も難しい状態にまで悪化していますし、水槽崩壊で魚が全滅にもなりかねないので、手を打つ事にしました。一年ぶりにヨウ素樹脂抗菌剤を使用。とりあえず上部濾過槽に入れました。それで、適正なpHを維持し、保護粘膜の正常分泌ができていれば、白点虫にも寄生され難くなるという持論なのですが、ここに来て何故悪化したのかと考えていたのですが、pH上昇剤は定期的に添加していたのですが、正直、pH試薬は切らしていて暫く測っていませんでした。それが、白点を悪化させる原因となったと考えられます。で、新しいpH試薬を買って来て測ってみましたら、なんとpHは7.7まで低下していました。毎日、pH上昇剤を添加していたと言っても、過密飼育で酸化してしまう方が早かったのです。

  
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一応にpH8.0まで上げましたが、理想はpH8.3です。という事でクロハコフグの話に戻りまして、クロハコフグの居る60センチ規格水槽の方もpHを上げてやると…。

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岩を突っ突き始めたり、餌さを探し始めました。それで、人工配合飼料を与えてみると、なんと、何度も口に含んでくれました。確実に餌付いてくれるかまだ分かりませんが、半ば諦めておりましたが少しだけホッとしたという気分です。そこで、仮説と疑問なのですが、飼育水の酸化で拒食をしてしまう。飼育水の酸化で胃腸障害を起こしてしまう。のではないでしょうか。飼育水の酸化が原因で体調を崩してしまう事は間違いないと思います。残念ながら少食だったサドルバックは死なせてしまいました。過密ならではの波乱はつづく…。

今回の白点症では感染症の合併症にもなっていると思われるので、熱帯性海水魚飼育暦15年目にして、初めて殺菌灯を設置してみようと思います。で、明日到着予定。















 2014_11_02

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箱福

Author:箱福
転職を境に一旦ハコフグ飼育を休止しましたが、ハコフグ飼育の再開を機にブログを始めました。不定期更新ですが、どうぞ宜しくお願い致します。病気を発症させない飼育、薬剤に頼らない飼育を目指し、ハコフグ類の水槽内繁殖の夢みて、奮闘中。Twitterでも更新しておりますのでご覧ください。

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