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安心も束の間?

Category: コンゴウフグ  

新潟も桜のつぼみが膨らみ木々の枝の先端が赤味を帯びてきました。県内では花が咲き始めた地域もあるようです。気温が上がると一気に開花しそうですね。その年々によっては雨天や強風で直ぐに散ってしまう年もありますので、今年は好天に恵まれると良いです。

さて、

90センチスリム水槽は多少変化がございまして、まず、藻取りとして入れたコイソガイ5匹が全滅。岩やガラス面に居る時は生きているのですが、底に降りると死んでしまいます。それで考えられるのはウミケムシに食べられてしまうか、ライブロックを水槽設置時に入れてから、時々聞こえてくるパッチンパッチンと音を放つ生き物、多分シャコではないかと思われます。もし、シャコが居るとしても音だけしか聞こえず、何処にいるかすら分かりません。音が聞こえる間は存命している事だけは分かります。罠を仕掛けて捕獲する方法もありますので、この先、巻貝を入れるとすればシャコ?を捕獲しないと入れられませんね。


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本題ですけど、

コンゴウフグを入れてから一週間経ちました。餌も良く食べるようになりましたし、胸鰭、背鰭、尻鰭は白濁も治りました。しかし、尾鰭が・・・・・・。

水槽に入れた直後から尾鰭の先端が白濁しておりましたが、これくらいの白濁なら自然治癒するだとうと思っておりましけど、予想に反して水槽に入れたから三日目くらいから、徐々に破れ傘の様に朽ちて溶けてしまいました。先端にはリムホシチスのような白い塊ができております。他のコンゴウフグには今のところ伝染しませんので、入れた個体だけが何かしらの細菌に感染していたのが、うちの水槽に入れた事で悪化したものと考察しております。

薬剤に頼らない飼育が主旨ゆえ、抗菌剤は使わず感染した患部が進行しないように尾鰭を切ってやっても良いのですが、ちょっと可愛そうですし、尾鰭以外は肌荒れや鬱血もなく状態が良くなっておりますので、換水を強化する為に毎日10リットルから20リットルに変更して、飼育水の鮮度を維持しつつ様子を見たいと思っております。

感染患部の尾鰭切断は残酷と思われるかも知れませんが、尾鰭は再生しますので進行が悪化する場合は切除するかも知れません。そうしなくても良いようにコンゴウフグに獲得免疫(抗体)ができるまで最善を尽くしたいと思います。



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2尾はいつも水槽の隅っこに居ます。大きくなったコンゴウフグは縄張り意識が強いのか、時々体色を変化させ襲撃します。


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大きいコンゴウフグは他の2尾よりも体色を黒ずませております。警戒色なのか威嚇色なのか、ちょっと興奮気味のようです?。



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尾鰭も伸びて大きくなりました。90センチ水スリム水槽では飼育経験がありませんので、どれくらいまで成長するか楽しみです。


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レティキュレイトボックス2尾も順調に成長中です。



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藻取り巻貝も死んでしまったので、藻を食べてくれる生き物が居なくなりました。(泣

しか~し、何やらキスマークが……。

多分、キスマークの痕跡からアイランドカウフィッシュがガラス面に吸い付いて居るのだと思いますけど、まだ吸い付いている現場を目撃しておりません。

どうせなら全部、藻を食べてくれると良いのですが。

やはり人力でこまめに藻取りするしかなさそうですね。


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また日海さんにコンゴウが入荷されていたので、数尾まとめて入れたかったのですが、コンゴウの尾鰭が治癒するまで保留にしたいと思います。でも、今月末まで売れ残っていたら入れようかどうしようか。まぁ急がなくてもいいや。




 2017_04_09

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プロフィール

箱福

Author:箱福
転職を境に一旦ハコフグ飼育を休止しましたが、ハコフグ飼育の再開を機にブログを始めました。不定期更新ですが、どうぞ宜しくお願い致します。病気を発症させない飼育、薬剤に頼らない飼育を目指し、ハコフグ類の水槽内繁殖の夢みて、奮闘中。Twitterでも更新しておりますのでご覧ください。

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