牡蠣殻を入れてみる
Category: 魚類感染症・寄生虫症
金曜に冷凍餌の通販購入ついでにカキ殻も注文してみました。で、昨日届いたので早速水槽に入れてみました。というのも、pH低下予防策として買ってみたのですが、以前、一度カキ殻を入れた事がありましたが、即効性は期待できませんでした。勿論その事については承知しておりましたが、商品検索していましたら、即効性を謳うカキ殻を見つけたので試しに入れた見る事にしました。カキ殻の溶け具合いを比べてみる為に、一緒に以前入れた事のあるカキ殻も一緒に注文してみました。
そもそも、この度発症している白点や充血は寄生虫症なのか感染症なのか、それとも寄生虫症と感染症の合併症なのか。毎日換水しても治癒しない事と白点の形状が、俗に言う白点虫の形状とは異なり何時になっても治癒しない事から、私は感染症を疑っています。しかも、感染症なら白点虫などの寄生虫症とは治療方法が異なり、寄生虫治療薬などいくら使っても治癒する事はありません。問題の白点が何なのかは検鏡してみたり、体表から白点が水槽の底に落ちるかなどある程度の考察(診察)はできます。
感染症の発症原因となると考えているpH低下をまず改善する事を考えています。pH低下で免疫力も低下するであろうと言う事で栄養面ではアサリを与え体表粘膜の分泌増加と水質は弱アルカリ性の維持と飼育水中のミネラル維持。弱アルカリ性維持だけの目的であれば、カルシウムリアクターのメディアを入れてみた方が即効性は期待できると思われます。なにより大事なのは総合バランス。閉鎖された水中ですので何かが減って何かが増加してしまうと、水質面だけを考えても自然界とは全く別世界となってしまいます。ですから、カキ殻を初めに入れてみる事にしました。これでも改善できなければカルシウムリアクターのメディアを入れてみようと思っております。最初からカルシウムリアクターのメディアを入れてみらたというご意見もあるかも知れませんが、カルシウムだけを増やしても、毎日換水をしている事で、微量元素などの添加剤は全く入れておりませんので、カルシウムだけを増やすという意味では私の考えることろの総合バランスが不釣り合いになってしまうからです。


コンゴウフグにも鰭に白点が現れました。白点の形状は球体。白点虫なら成虫になると楕円形になります。しかし、白点虫以外の寄生虫かもしれませんが?。

マルケサスバタフライにもまだ鰭など白濁や白点の塊が残っています。

今回は販売元別に二種類購入してみました。左が特殊加工で表面のエナメル質を取り除き溶けやすくしたという商品。右は以前使った事のある商品。いずれも、主に淡水用として扱われるもののようです。どちらか、海水可と説明書きにあったような?。

自然現象として酸化するとアルカリ成分が溶け出すという緩衝作用が起こります。巻貝の殻も水槽に入れて置きますと、溶け出してゆきます。ただ、あくまでも溶け出すのは微量で年単位での話しです。あと、何年経っても溶けない貝殻があるようです。数百数千年前の地層から貝殻が出てくるくらいですから、溶けない溶けるは貝の食性の違いによる貝殻の成分の違いかと思われます。因みにアサリの殻は何年経っても溶けないようです。
で、説明書きを読んで早速入れてみました。
説明書きには水道水で軽く濯いで下さいと書いてありましたが、結構入念に洗わないと粉砕時の微塵になった粉末殻が沢山でてきます。容器に入れて濯いでみましたが、一見、白濁しない状態となり、これくらいで良いと思って水槽に入れてみると、なんとまぁ、水槽は白濁して真っ白になってしまいました。30分くらいで透明に戻りましたが、入れる時には気を付けた方が良さそうです。

90センチ規格水槽にはエナメル質除去のカキ殻を二袋と未処理?のカキ殻を二袋。入れてみて分かったのが網袋が大きくて、カキ殻が袋に偏って余分に袋内が余ってしまい邪魔なので、取り出して袋を二つ折りにして結束バンドで縛り水槽へ入れました。

90センチスリム水槽へもエナメル質除去済みのカキ殻を一袋入れてみました。

入れて直ぐに効果があるとは思いませんが、入れてから数時間後には何時になく魚達が自ら餌を探し出すよになりました。
この先、効果が期待できるようであれば、底砂を珊瑚礫の代わりに全てカキ殻に変えてみても良いのではと考えて居たりします。珊瑚礫にもアルカリ性に上昇させる緩衝作用が起こるのですが、10年経ってもそれ程小さくならないので、どちらかと言えばカキ殻の方が水質面維持としては理にかなっているかも知れません。見た目は珊瑚礫の方が良いのでしょうけど。
今朝、水槽を覗いて見ましたら、いつもより透明度も増したような気もします。が……、気のせいかな?。
暫く様子を見てみる事に致します。
そもそも、この度発症している白点や充血は寄生虫症なのか感染症なのか、それとも寄生虫症と感染症の合併症なのか。毎日換水しても治癒しない事と白点の形状が、俗に言う白点虫の形状とは異なり何時になっても治癒しない事から、私は感染症を疑っています。しかも、感染症なら白点虫などの寄生虫症とは治療方法が異なり、寄生虫治療薬などいくら使っても治癒する事はありません。問題の白点が何なのかは検鏡してみたり、体表から白点が水槽の底に落ちるかなどある程度の考察(診察)はできます。
感染症の発症原因となると考えているpH低下をまず改善する事を考えています。pH低下で免疫力も低下するであろうと言う事で栄養面ではアサリを与え体表粘膜の分泌増加と水質は弱アルカリ性の維持と飼育水中のミネラル維持。弱アルカリ性維持だけの目的であれば、カルシウムリアクターのメディアを入れてみた方が即効性は期待できると思われます。なにより大事なのは総合バランス。閉鎖された水中ですので何かが減って何かが増加してしまうと、水質面だけを考えても自然界とは全く別世界となってしまいます。ですから、カキ殻を初めに入れてみる事にしました。これでも改善できなければカルシウムリアクターのメディアを入れてみようと思っております。最初からカルシウムリアクターのメディアを入れてみらたというご意見もあるかも知れませんが、カルシウムだけを増やしても、毎日換水をしている事で、微量元素などの添加剤は全く入れておりませんので、カルシウムだけを増やすという意味では私の考えることろの総合バランスが不釣り合いになってしまうからです。


コンゴウフグにも鰭に白点が現れました。白点の形状は球体。白点虫なら成虫になると楕円形になります。しかし、白点虫以外の寄生虫かもしれませんが?。

マルケサスバタフライにもまだ鰭など白濁や白点の塊が残っています。

今回は販売元別に二種類購入してみました。左が特殊加工で表面のエナメル質を取り除き溶けやすくしたという商品。右は以前使った事のある商品。いずれも、主に淡水用として扱われるもののようです。どちらか、海水可と説明書きにあったような?。

自然現象として酸化するとアルカリ成分が溶け出すという緩衝作用が起こります。巻貝の殻も水槽に入れて置きますと、溶け出してゆきます。ただ、あくまでも溶け出すのは微量で年単位での話しです。あと、何年経っても溶けない貝殻があるようです。数百数千年前の地層から貝殻が出てくるくらいですから、溶けない溶けるは貝の食性の違いによる貝殻の成分の違いかと思われます。因みにアサリの殻は何年経っても溶けないようです。
で、説明書きを読んで早速入れてみました。
説明書きには水道水で軽く濯いで下さいと書いてありましたが、結構入念に洗わないと粉砕時の微塵になった粉末殻が沢山でてきます。容器に入れて濯いでみましたが、一見、白濁しない状態となり、これくらいで良いと思って水槽に入れてみると、なんとまぁ、水槽は白濁して真っ白になってしまいました。30分くらいで透明に戻りましたが、入れる時には気を付けた方が良さそうです。

90センチ規格水槽にはエナメル質除去のカキ殻を二袋と未処理?のカキ殻を二袋。入れてみて分かったのが網袋が大きくて、カキ殻が袋に偏って余分に袋内が余ってしまい邪魔なので、取り出して袋を二つ折りにして結束バンドで縛り水槽へ入れました。

90センチスリム水槽へもエナメル質除去済みのカキ殻を一袋入れてみました。

入れて直ぐに効果があるとは思いませんが、入れてから数時間後には何時になく魚達が自ら餌を探し出すよになりました。
この先、効果が期待できるようであれば、底砂を珊瑚礫の代わりに全てカキ殻に変えてみても良いのではと考えて居たりします。珊瑚礫にもアルカリ性に上昇させる緩衝作用が起こるのですが、10年経ってもそれ程小さくならないので、どちらかと言えばカキ殻の方が水質面維持としては理にかなっているかも知れません。見た目は珊瑚礫の方が良いのでしょうけど。
今朝、水槽を覗いて見ましたら、いつもより透明度も増したような気もします。が……、気のせいかな?。
暫く様子を見てみる事に致します。
Comments
こんにちは
ご無沙汰しています。うちの水槽も、冬場だけですがpHが7.4くらいまで下がります。
カキ殻だとリスクもなさそうなので、効果があれば是非教えてください。
ぬかきりすと URL 2017-01-30 12:38