白点が…
Category: 魚類感染症・寄生虫症
先日の豆スクロゥルド・カウフィッシュの死と言い。水温の低下による魚の不調。夏場の30℃以上の水温から現在は28℃で固定できるようにヒーターを作動させているのですが、ここ最近、魚の体表に白点が目立つようになってきました。白点が現れたり消えたりしていますので、多分にクリプトカリオン・イリタンス(白点虫)だと思います。
↑夜になると白点が表れます。
↑翌朝になると白点が離脱して消えています。
↑この固体も白点の他に鬱血もみられます。反対側にも鬱血が出ていましたが治りつつあります。
↑やはり翌朝には白点は消えています。
インドフウライチョウチョウウオは現在2尾混泳させています。尾鰭の黒帯模様が異なりますので別個体と分かります。
各鰭に白点が確認できます。体表にもあります。


クロハコフグにも白点が付いているのが良くわかります。ハコフグの場合は翌朝になっても取れずに付いたままになっている事が多いのです。その点が他の魚との違いで大変厄介な事で治療が長引く要因なのです。



60センチ規格水槽、60ワイド水槽に居るハコフグ殆んどの固体が同じような症状になっています。(アイランド・カウフィッシュは今のところ問題なし)
さて、クリプトカリオン・イリタンス寄生症(白点虫寄生症)といえば、いろいろな治療方法がありますが、私の場合は以前、ヨウ素樹脂抗菌剤というヨウ素の粉末を樹脂に練り込んだ商品があり、それを13年間使い続けていたのですが、昨年の10月末日で使うのを止めてから、あと一ヶ月余りで一年が経とうとしています。現在は殺菌灯も付けていませんし、銅治療もやっていません。で、この一年、水質の見直し、水質が良ければクリプトカリオン・イリタンスは自然治癒するのか?、という実験的飼育に切り替えているのですが、現在、白点(クリプトカリオン・イリタンス)が増えつつあるので濾過槽を増やして水質改善に勤めるべきなのですが、年末頃まで濾過槽は増やせそうもないので、定期的な換水、比重調整とpH(弱アルカリ性)維持でクリプトカリオン・イリタンスの増加を抑えたい思っています。
比重は1.026で飼育していたのを夏場の酸素不足を改善する為に、8月になってから比重を1.023に下げていました。また徐々に比重を1.026に戻したいと思います。比重を1.026にする理由はですが、海水魚は浸透圧の調整をしているのはご存知かと思いますが、比重が低すぎると身体が水膨れ状態になり比重が高すぎると脱水状態になると言われています。だとすると、同じ海洋生物であるクリプトカリオン・イリタンスも比重が高いと脱水状態になるのでは?。と、安易な妄想を思い浮かべ、クリプトカリオン・イリタンスが死ぬ事はなくても、彼らの好まない環境にしてやる事で活動を鈍らせ、魚への寄生、繁殖を抑えられはしないかという希望的観測をしてみているのであります。
従来は低比重治療という方法でクリプトカリオン・イリタンス寄生症の治療を試みていたアクアリストの方々は沢山いましたが、逆転の発想で低比重治療があるのなら高比重治療も有りでは?。という事で…。この高比重治療が立証されれば新たなクリプトカリオン・イリタンス治療が確立できたりするかも知れません。
紅海産の魚は比重1.028~1.030で飼育してあげた方が良いらしいので、それから比べると比重1.026はまだ低い方ですが、水換えをする度に、比重を1.026徐々に戻してゆき様子を見る事にします。




インドフウライチョウチョウウオは現在2尾混泳させています。尾鰭の黒帯模様が異なりますので別個体と分かります。



クロハコフグにも白点が付いているのが良くわかります。ハコフグの場合は翌朝になっても取れずに付いたままになっている事が多いのです。その点が他の魚との違いで大変厄介な事で治療が長引く要因なのです。




さて、クリプトカリオン・イリタンス寄生症(白点虫寄生症)といえば、いろいろな治療方法がありますが、私の場合は以前、ヨウ素樹脂抗菌剤というヨウ素の粉末を樹脂に練り込んだ商品があり、それを13年間使い続けていたのですが、昨年の10月末日で使うのを止めてから、あと一ヶ月余りで一年が経とうとしています。現在は殺菌灯も付けていませんし、銅治療もやっていません。で、この一年、水質の見直し、水質が良ければクリプトカリオン・イリタンスは自然治癒するのか?、という実験的飼育に切り替えているのですが、現在、白点(クリプトカリオン・イリタンス)が増えつつあるので濾過槽を増やして水質改善に勤めるべきなのですが、年末頃まで濾過槽は増やせそうもないので、定期的な換水、比重調整とpH(弱アルカリ性)維持でクリプトカリオン・イリタンスの増加を抑えたい思っています。
比重は1.026で飼育していたのを夏場の酸素不足を改善する為に、8月になってから比重を1.023に下げていました。また徐々に比重を1.026に戻したいと思います。比重を1.026にする理由はですが、海水魚は浸透圧の調整をしているのはご存知かと思いますが、比重が低すぎると身体が水膨れ状態になり比重が高すぎると脱水状態になると言われています。だとすると、同じ海洋生物であるクリプトカリオン・イリタンスも比重が高いと脱水状態になるのでは?。と、安易な妄想を思い浮かべ、クリプトカリオン・イリタンスが死ぬ事はなくても、彼らの好まない環境にしてやる事で活動を鈍らせ、魚への寄生、繁殖を抑えられはしないかという希望的観測をしてみているのであります。
従来は低比重治療という方法でクリプトカリオン・イリタンス寄生症の治療を試みていたアクアリストの方々は沢山いましたが、逆転の発想で低比重治療があるのなら高比重治療も有りでは?。という事で…。この高比重治療が立証されれば新たなクリプトカリオン・イリタンス治療が確立できたりするかも知れません。
紅海産の魚は比重1.028~1.030で飼育してあげた方が良いらしいので、それから比べると比重1.026はまだ低い方ですが、水換えをする度に、比重を1.026徐々に戻してゆき様子を見る事にします。