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塩素を使う


アイランドカウフィッシュとスポッテドマンダリンを白点虫寄生症で失ってから、毎日90センチ水槽は30リットル、60センチ水槽は10リットル換水を繰り返しております。その結果、体表に白点虫の姿は現れなくなりました。ただ、肌荒れを起こした事で何かしらの感染症を患ってしまったようで、鱗の鬱血や鰭の充血が出ております。日に日に快復に向かっておりますが、完治までは暫くかかると思います。

毎日換水をしておりましたら、カルキ抜き剤を切らしてしまい。前々から思っている事でしたが塩素は飲料水として飲めるように水道水の消毒に使われているので、水槽内の雑菌の殺菌にも使えるよなぁ?……と。水槽に塩素が入るとバクテリアを殺してしまうとか、魚に有害だとか言われておりますが、治療薬だって使い方を誤れば毒薬となります。バクテリアや魚に致死量、影響のない程度の塩素の濃度なら大丈夫なのではと思い始めました。塩素の濃度による硝化細菌や生体に悪影響を与えない混入量の割り合いや、さじ加減が難しいかも知れませんが。毎日、90センチ水槽には20リットル分は作り置きした塩素が抜けたものを使い、残りの10リットルは水道水にカルキ抜き剤を入れず海水の素を溶かして使います。

塩素について検索してみますと、色々と分かってきますが、残留塩素といものが問題のようです。また塩素には漂白作用もあるので色鮮やかの魚は退色してしまうのだろうかという心配もあります。


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ハコフグ達と混泳されているので、他の魚達も少なからず寄生症や感染症を発症してしまいます。今回はブルーエンゼル2号の肌荒れがとても酷く、見る角度によってはトリコディナ症にも見えます。また全身に鬱血もみられます。この画像は7月5日に撮影したもので、写した時に直ぐに記事にしようと思いまいしたが、公開が今日になってしまいました。5日経っておりますが、少しずつ症状は快復しております。いつも追い回されていますので、ストレスもあっていちばん症状が酷くなったものと思われます。


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コラーレバタフライフィッシュとマルケサンバタフライフィッシュもウロコやひれに鬱血や充血がみられます。この症状も日に日に良くなってきておりますが、やはり完治までにはまだまだ時間がかかりそうです。

昔から言われておりますが栄養塩の蓄積は可成り魚への悪影響があるようで、寄生虫症や感染症の温床になったり発症しやすい環境や水質と言えるようで、日々の水質管理には改めて徹底してゆく必要があるようです。




 2016_07_10

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箱福

Author:箱福
転職を境に一旦ハコフグ飼育を休止しましたが、ハコフグ飼育の再開を機にブログを始めました。不定期更新ですが、どうぞ宜しくお願い致します。病気を発症させない飼育、薬剤に頼らない飼育を目指し、ハコフグ類の水槽内繁殖の夢みて、奮闘中。Twitterでも更新しておりますのでご覧ください。

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