容態急変そして
Category: アイランド・カウフィッシュ
先日、日頃から思っている事を綴ってみましたが、今日はその事で罰が当たった様です。今朝は白点虫治療の為に飼育水の黄ばみを早く取ってやろうと、交換する前に少し悩みましたが、いつもより多目の50リットル換水しました。その多目の換水が運の尽き?。以前、大量換水でスクロゥルドカウフィッシュの豆個体の容態急変事例が思い出されます。多目の換水が最悪の事態の引き鉄になってしまったようです。その前からストレスも可成り加わっていたようです。コンゴウフグの時と同じで、アフリカ産ミナミハコフグに執拗に攻撃を受けておりました。この一週間、避難回避できたはず……。と、悔やんでみても手遅れでした。
午前中、飼育水を50リットル換水しました。
その時はまだ元気でした。

そして、それは起こりました。ミナミハコフグ達の執拗な追い回しと吸い付き攻撃。

嫌がって逃げ回ります。




換水が終わると、水質が良くなったのかミナミハコフグ達は今まで以上に元気になり、アイランドカウフィッシュへの攻撃が過剰になります。
見かねて、60cm水槽へ避難。

60センチ水槽へ移動して落ち着くと思ったら、容態が急変してしまいました。60センチ水槽で容態が急変したというより、既に90センチ水槽で体調が悪化していたのでしょう。ミナミハコフグ達の攻撃を嫌がって水槽のガラスに激突を繰り返しておりました。


16時過ぎ頃には逆さまになってしまいました。

時折、鰭を動かして泳ごうとするので、回復してくれる事を祈っておりました。

祈りの届かず、17時35分永眠。
短時間で容態が急変してしまっては手の尽くしようがありません。飼い込んだハコフグは、絶命する前には水槽内を暴れ回りガラスに激突を繰り返して最後は痙攣して息絶える事が多いのです。アイランドカウフィッシュ1号はミナミハコフグ達に追い回されて体力を消耗していたのか、最後は横になったまま静かに呼吸がとまり息を引き取りました。魚とはいえ、臨終を看取るのは辛いです。
全長は18.5センチでした。
これで、アイランドカウフィッシュの水槽内繁殖の夢は断たれました。新たにアイランドカウフィッシュを入れても成長バランスが悪いので、残った2号は、目標10年の長期飼育を目指す事に致します。ひと言で長期飼育と言っても今回の様な事態にならないとは限りません。ミナミハコフグ達が狂暴化しております。他のハコフグ達は元気ですし白点虫の寄生も殆どありません。アイランドカウフィッシュ1号は日頃からのミナミハコフグ達の執拗な吸い付き攻撃で体調を崩していたのかも知れません。
順調に飼育してきただけに、このような事態でアイランドカウフィッシュを死なせてしまうとは思ってもいませんでした。日頃の管理も不十分だったという事でしょう。しかし、短命飼育だったと悔やんでいても仕方ありません。アイランドカウフィッシュの死を無駄にしない為にも、よりいっそう日頃の管理をしっかりやってゆこうと思います。
一緒に居たコンゴウフグと餌用活エビも何事も無く元気ですし、海道達磨も泡爆発しませんでしたので、心配していた粘液毒は出さなかったようです。
一尾居なくなっただけでも水槽内は寂しくなったように見えます。
この二年余りの間に色んな仕草や表情を見せてくれて有り難う。
アイランドカウフィッシュ1号
飼育期間 2014年4月26日~2016年6月25日
午前中、飼育水を50リットル換水しました。
その時はまだ元気でした。

そして、それは起こりました。ミナミハコフグ達の執拗な追い回しと吸い付き攻撃。

嫌がって逃げ回ります。




換水が終わると、水質が良くなったのかミナミハコフグ達は今まで以上に元気になり、アイランドカウフィッシュへの攻撃が過剰になります。
見かねて、60cm水槽へ避難。

60センチ水槽へ移動して落ち着くと思ったら、容態が急変してしまいました。60センチ水槽で容態が急変したというより、既に90センチ水槽で体調が悪化していたのでしょう。ミナミハコフグ達の攻撃を嫌がって水槽のガラスに激突を繰り返しておりました。


16時過ぎ頃には逆さまになってしまいました。

時折、鰭を動かして泳ごうとするので、回復してくれる事を祈っておりました。

祈りの届かず、17時35分永眠。
短時間で容態が急変してしまっては手の尽くしようがありません。飼い込んだハコフグは、絶命する前には水槽内を暴れ回りガラスに激突を繰り返して最後は痙攣して息絶える事が多いのです。アイランドカウフィッシュ1号はミナミハコフグ達に追い回されて体力を消耗していたのか、最後は横になったまま静かに呼吸がとまり息を引き取りました。魚とはいえ、臨終を看取るのは辛いです。
全長は18.5センチでした。
これで、アイランドカウフィッシュの水槽内繁殖の夢は断たれました。新たにアイランドカウフィッシュを入れても成長バランスが悪いので、残った2号は、目標10年の長期飼育を目指す事に致します。ひと言で長期飼育と言っても今回の様な事態にならないとは限りません。ミナミハコフグ達が狂暴化しております。他のハコフグ達は元気ですし白点虫の寄生も殆どありません。アイランドカウフィッシュ1号は日頃からのミナミハコフグ達の執拗な吸い付き攻撃で体調を崩していたのかも知れません。
順調に飼育してきただけに、このような事態でアイランドカウフィッシュを死なせてしまうとは思ってもいませんでした。日頃の管理も不十分だったという事でしょう。しかし、短命飼育だったと悔やんでいても仕方ありません。アイランドカウフィッシュの死を無駄にしない為にも、よりいっそう日頃の管理をしっかりやってゆこうと思います。
一緒に居たコンゴウフグと餌用活エビも何事も無く元気ですし、海道達磨も泡爆発しませんでしたので、心配していた粘液毒は出さなかったようです。
一尾居なくなっただけでも水槽内は寂しくなったように見えます。
この二年余りの間に色んな仕草や表情を見せてくれて有り難う。
アイランドカウフィッシュ1号
飼育期間 2014年4月26日~2016年6月25日
Comments
うちのアフリカミナミハコフグはラクダに攻撃されて一時期ラクダを反省隔離し戻したら関係性が良くなったのですが、少しミナミハコフグが体調崩したら一気にまた攻撃してストレスなどで体力奪われたのかもしれません。
もともと少し大人しめの正確なのでガツガツ来る性格のラクダと合わなかったのかもしれません。
性格も大きさも全てうまくいくのはなかなか難しいですね(^^;;
Hironari URL 2016-06-26 09:14
Hironari様
こんにちは。
ラクダハコフグはやはり攻撃的ですね。うちのラクダハコフグは今は静かにしています。また成長と共に性格も変わってゆくでしょう。
>性格も大きさも全てうまくいくのはなかなか難しいですね(^^;;
その通りだと思います。海水魚の飼い方自体は暫くやっていると要領を得る事ができると思いますが、混泳は非常に難しい事だと思います。飼い主が見ていない時に喧嘩をされてはどうしようもないですし、成長と共に性格も変わったりします。魚の組み合わせも水槽内の岩組などの景観でも魚の意識も違ってきます。魚の縄張りは自然下では広範囲のようですから、水槽内なんて鼻先程度なのでしょうから縄張り意識の強い種類の魚はどうしても攻撃的になってしまうのでしょう。
うちの水槽も魚の導入を欲張りすぎました。今回の一件もコンゴウフグが体調を崩した時には既に一緒に攻撃の対象となっていたので、その時点で他の水槽に移すべきだったのですが、しかし、移した先の水槽でも又問題が起きない訳でもないと思いますし、過密飼育でなるべくしてなってしまった事かも知れません。
まだハコフグ達は沢山居ますので、健在のハコフグ達の飼育に力を入れて行きたいと思っております。
今年はアイランドカウフィッシュの入荷をまだ見ておりません。
箱福 URL 2016-06-26 12:55