益と害


ライブロックを入れますと、いろんな生物が出てきます。魚に害が無い生物であれば、何が潜んでいてライブロックの孔から出てくるのかが、楽しみの一つなのですが、一年半くらい前に買ったライブロックに、これは何?と、パッと見、岩に同化しているので、視力を研ぎ澄まして見ないと分からなかったのですが、ライブロックを観察していた時に発見しました。 当時、写真を撮って置いたのでご紹介します。

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白丸で囲った部分にその生体がいます。

最初はシオムシやウオノエ、オオゾソクムシなどの甲殻類かと思ったり、マツバガイなどの一枚貝かと思って色々と調べていたのですが、そもそも名前が分からないので、ネットで巻貝や甲殻類などで調べても中々判明しませんでした。

いつもジッとして動かないで居たのですが、観察している内に運良く動いているところを見る事が出来て、貝の仲間であろうと思い、色々と検索してようやく正体が判明しました。「ヒザラガイ」という貝の仲間でした。殻板(かくばん)という平たい殻が8枚連なっています。その周りが軟体となっています。動かなければ全体が甲羅に見えます。動きは巻貝よりゆっくりで、移動しても元居た場所に戻る習性があるようです。成長すると5㎝くらいになるらしいです。当時は15㎜程でした。

そのヒザラガイですが、見当たらないので既に居なくなっていると思われます。

新しく買ったライブロックからは、名も知れぬ、得体の分からない生物が出てきます。が、私は、害の無い生物であれば放置しておきます。海水魚飼育を始める方の多くはライブロックを購入して、カニなんかも駆除の対象にしている方もいます。逆に駆除しないで、長期飼育出来たら褒めてあげたいくらい、意外と長生きしない事が多いです。ウミケムシなんかも残り餌を食べてくれるし、珊瑚礫の合間を移動するので汚れを動かして水通りを良くしてくれたりと、外見は気持ち悪いと思われていますが、個人的には「益」の部類です。魚に寄生しなければ駆除の対象にはしません。ライブロックに棲んでいた生物達が、水槽で繁殖できる種と絶えてしまう種がいます。水質に順応できない種もいるでしょうし、それらの生き物達が食べれる餌が無くて絶えてしまうのでしょう。単独だと繁殖できないし。海水魚を飼育するうえで、水槽内で共存できる生物で食物連鎖が成り立つ水槽であれば、それ以上、素晴らしいものはないと思っています。

人それぞれ考え方がちがいますからね。




 2016_03_07

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箱福

Author:箱福
転職を境に一旦ハコフグ飼育を休止しましたが、ハコフグ飼育の再開を機にブログを始めました。不定期更新ですが、どうぞ宜しくお願い致します。病気を発症させない飼育、薬剤に頼らない飼育を目指し、ハコフグ類の水槽内繁殖の夢みて、奮闘中。

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