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魚追加はすごろく?。

Category: 雑記  

金魚掬いの法則ってご存知でしょうか。金魚を上手く掬える方法ではありません。金魚掬いの場合、元気の良い個体は底に居ます。弱った個体は水面に居ます。で、掬われるのは殆ど水面に居る個体です。だから、弱った個体から掬われるのでお店側としては合理的なんですね。

DSC_7775.jpg


海水魚に置き換えます。賢いお店は、朝一で死んだ魚を取り出します。ですから、来店して水槽を見たお客様は、ここの魚は元気の良い個体ばかりと錯覚します。中には、傷を負った魚やウイルスや感染症を患った魚が混泳したりして居るお店もあります。で、その個体を安価で売っていたりします。状態の良い魚は値引きしません。擦り傷や鰭欠けを負っただけの魚なら、まだ良いのですが、寄生虫症や感染症(ウイルス性も含む)を患った個体は体力が無くなっている個体です。だから、短命になる事が多いので安価にします。

海水魚(熱帯魚)店舗に行って、実際、個体を吟味して選べる場合、寄生虫症や感染症(ウイルス性も含む)を患っている個体は、いくら安価でも連れて帰らないのが常識(場合によっては伝染する事もあるから)です。まして、疾病などで崩壊した水槽や何度入れても短命になってしまう水槽に入れても、高い確率で短命になってしまいます。魚達が生きられなかった水槽に、魚が死んだからと言って新たに魚を追加しても、水槽環境や水質条件を見直し改善しなければ、何度魚を入れても同じでしょう。追加した魚が生きて行けるくらいなら、その前に入れた魚達は死ぬ事も無かったでしょう?って事です。魚が生きて行けない環境って、受け入れ態勢ができていない水槽だからです。

寄生虫症や感染症を患った個体を安価で購入し、弱っているなんて気にも留めず、魚医にでもなった気になって、早速、淡水浴だの薬浴だの知り得る限りの荒業を試す。魚は清浄な水質環境で体力があれば、治療しなくても治癒できる能力は持っています。多くの場合、魚が元気に生きて行ける環境や治癒できる環境を作ってやるのではなく、治療すれば治るという先入観があるのか、新しい魚を追加したい気持ちが優先してしまいます。で、何度入れても上手くゆかず、いつも振り出しに戻るのです・・・。

上手く飼えない飼育者にありがち、というお話しでした。




 2016_02_07

Comments

 

全く同感です。
魚の病気なんて、そう簡単に治せるものではありません。
淡水浴なんて気休め。最初から餌食い悪い魚は基本的に手遅れ。
「リベンジ」って言葉(この英単語の使い方それ自体が間違っていますが)が流行してから、
「○匹死んだから、代わりに○匹買いました」、「前の××ヤッコが死んだから、新しい××ヤッコを入れました」って
買い方をする人が増えたように思います。ま、楽しみ方は人それぞれですね。
私はそんな買い方、恐ろしくてできませんが。
delphinus  URL   2016-02-09 02:35  

 

delphinus様

「リベンジ」という言葉は私も好きではないです。誰に対して「復讐」したり「報復」したいのでしょうかね。完全に和製英語化してしまったようですが、個人的には「レシピ」なんかもちょっと違和感があります。外国語の方が響きや聞こえがかっこよく思えるのでしょうかね?。何でも外国語に置き換えれば良いって事でもないと思いますけど。

魚の追加については、私も昨年は試してみたい事があり、無理して魚を追加したので、余り人様の事をどうこう言える立場でもないと思いながら、頻繁に魚を追加して、上手く飼えないのに同じ事を何度も繰り返している方々を見かけますが、本当にその魚を飼いたいのか、数撃ち当たる的思考なのか、本当に飼育の素質や才能が無いのかよくわかりません。ただブログの話題作りなのでしょうか?。中には、自称飼育歴○○年と仰っている方が居ますが、そんな飼い方しているのに本当かなって思う時もあります。(逆に私もそう思われているのかも知れませんけど)

例えば白点虫なんか、一昔前に散々議論されていましたし、白点虫の寄生史なんかも既に分かっている事です。しかも、シストなどは半年~一年は間違いなく水槽内に存在していると考慮していなけらばならない事です。何で、居ないはずの白点虫に寄生されてしまうのか?って、そこに白点虫が居るからだよって、白点虫で悩んでいる方々に言っても理解できないのでしょうね。

最近の?通販海水魚店なんかは、平気で手に海水魚を乗せて写真を撮って掲載しています。私が熱帯性海水魚飼育を始めた頃は海水魚は粘膜が剥がれやすいので、魚に触ってはいけませんとか、掬うときは魚に触れないように飼育水と一緒に容器に入れて取り出すのが常識だったと思いましたが・・・。手に乗せて海水魚の写真を撮っているショップの魚なんかは、うちの生体(魚)はすぐに寄生虫症や感染症を患いますよって言っているようなものです。それでも売れるのですから、たまげたものです。

今流行りの飼い方を見ていますと、正直、私は完全に時代に、取り残されてしまっている感じです。

HPの掲示板で盛んにやり取りして居た頃が、懐かしく思います。私も年を取りました。(^^;
箱福  URL   2016-02-09 21:27  

 

箱福様

私も完全に老害アクアリストになってしまいました。最近始めた人にうかつにアドバイスしたらうざがられる始末。
だから基本的につぶやくだけ。しかも、独り言であっても、すぐに「昔は……」と言い出してしまう悲しい老人。
今年になって、ようやく全水槽の照明がLEDになったレベルですから、もうどうしようもありませんね。
「昔」から、「魚を飼う」よりも「魚を買う」のが好きな方はいましたし、そういう人を主な顧客とするお店もありました
(そういうお店は、数年で淘汰されるのが常でしたが……)。

しかし、買うのが楽しい方が、水槽に変化があるし、いろんな魚を眺めることができて楽しい毎日かも知れません。
9000円の魚でも、30日維持できれば1日300円です。タバコ吸ったり、大排気量車乗り回すよりは、健康的で
経済的な趣味と言えるかも知れません(「命の尊厳」云々の話はまた別です)。

複数年飼育している魚ばかりになると、探していた魚に巡り会い、その魚が絶好調であっても、うかつに発注できず、
結果的に見送ってしまう羽目になりかねません。パワーバランスの崩壊や、変な病気を持ち込まれるのが怖いのです。
delphinus  URL   2016-02-09 23:53  

 

delphinus様

>今年になって、ようやく全水槽の照明がLEDになったレベルですから、
私はいまだに蛍光灯ですよ。LEDはあまり好きではありません。電気代は安くなるかもしれませんが、光量は弱いような?感じですけど。

>買うのが楽しい方が、水槽に変化があるし、いろんな魚を眺めることができて楽しい毎日かも知れません。

そうですね。以前仰っていた「切り花飼育」という事でしょうかね。それなら、「飼う」というより「生かしておく」ですね。

>9000円の魚でも、30日維持できれば1日300円です。タバコ吸ったり、大排気量車乗り回すよりは、健康的で 経済的な趣味と言えるかも知れません

金額に換算すると楽しめる期間と満足度は、その人にしか知り得ない事なので、それで満足していれば、それはそでは良いのかもしませんね。そういう方々は、魚を「眺める」と「育てる」の違いがあるのですが、その辺りをどのように考えているのか、知る由もありません。

>(「命の尊厳」云々の話はまた別です)。

「命の尊厳」も話題になりましたね。飼う生き物に対して、情の深さが違いますね。犬や猫が死んでしまうのと、魚が死んでしまった時の悲しさには可成りの感情差がでますね。その辺りも含めて「命の重さ」に違いがあり、魚だからまた買えばいいさ・・・って事になるのかもしれません。

>複数年飼育している魚ばかりになると、探していた魚に巡り会い、その魚が絶好調であっても、うかつに発注できず、 結果的に見送ってしまう羽目になりかねません。パワーバランスの崩壊や、変な病気を持ち込まれるのが怖いのです。

長期飼育を実践している方々は、それら、足さない引かないが出来ている方々ですよ。それこそ、「その魚を最後まで飼いきれるのか」って事でしょうね。
箱福  URL   2016-02-10 00:53  

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プロフィール

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Author:箱福
転職を境に一旦ハコフグ飼育を休止しましたが、ハコフグ飼育の再開を機にブログを始めました。不定期更新ですが、どうぞ宜しくお願い致します。病気を発症させない飼育、薬剤に頼らない飼育を目指し、ハコフグ類の水槽内繁殖の夢みて、奮闘中。

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