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換水量

Category: 飼育水  

日課となっている飼育水の換水ですが、90センチ水槽での換水量の目安をご紹介します。水槽の大きさと魚の尾数で飼育水の換水頻度や交換容量を決めていると思いますが、我が家の場合は、今現在は30リットル以上交換しないと黄ばみが取れてゆかない状況です。スズキ目などの魚は食べ散らかしが少ないので、与える餌の量も加減できますが、フグ目は食べ散らかしが多いのに加えて、大食らいで食べた分だけ糞の量も多いので、飼育水の黄ばみが中々減りません。ですので、飼育水の汚れも半端ではありません。黄ばみ除去は活性炭を使うと取れますが、硝酸塩除去の目的もあり、少量で頻度を増やす方が、魚に負担も掛かり難く魚に優しい換水と言えるでしょう。

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飼育水の黄ばみ具合を分かりやすくする為に、換水時は水槽用の照明は消灯としております。

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ハコフグ達が小さかった時は10リットル換水でも十分でした。

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大型ヤッコが入る前は10~20リットルの毎日換水でも黄ばみが取れていました。

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今現在はハコフグ達も成長したので、20~30リットルを毎日換水しております。(2016.01.28現在)

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40リットル換水は飼育水の黄ばみが強くなった時にだけ行っています。

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飼育水を抜きますと、外部式濾過槽の送水口から出てくる、飼育水の状態が分かります。これだけの循環量でも90センチ水槽としては弱流かもしれません。


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通常は飼育水を抜く前に、撹拌水槽からバケツに交換分を先に入れておきます。その後、飼育水を抜いてから給水します。13リットル用バケツに10リットル分の飼育水を入れます。

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20リットル交換時の新しい人工海水右と排水海水左。

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排水する飼育水の方が黄ばみがあるのが分かると思います。


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人工海水は予め計量カップにて、どのくらい入れると幾らかの比重値になるか確かめてあります。

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現在使っている撹拌水槽は45cm水槽ですので、30リットル分の海水しか作れませんので、換水で使った分だけの人工海水の素の分量をまとめて入れます。

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最初は水道水をそのまま入れて、撹拌します。

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適度に撹拌したら、撹拌水槽に入れます。人工海水の素をまとめて溶かしてしまいますので、あと、不足分の水は二回目以降、冬場は温水にして入れます。(水槽ガラスが割れるかもしれませんので、最初は先に常温の水道水を入れます)

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適度の撹拌だけですので、白濁しておりますが、翌朝には無色透明になっています。ヒーターも入れていますので、本水槽より1℃高く設定しています。

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過去には半月に一度とか1ヶ月に一度とかの換水しかしない事もございました。ですから、病気になれば薬剤に頼ったりもしておりました。今は、薬剤に頼らない飼育を目指しておりますので、薬剤治療の代わりに、魚が本来持っている治癒能力で治るように、できる限り魚にとって負担の少ない環境を維持する為にも、少量換水を日々繰り返しております。

換水量や換水頻度は、水槽の大きさや魚の匹数で異なります。魚が元気に成長できる環境、今居るところは自然界の海と思わせるくらいの水質を目指せたら最高でしょうね。


  


 2016_01_28

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プロフィール

箱福

Author:箱福
転職を境に一旦ハコフグ飼育を休止しましたが、ハコフグ飼育の再開を機にブログを始めました。不定期更新ですが、どうぞ宜しくお願い致します。病気を発症させない飼育、薬剤に頼らない飼育を目指し、ハコフグ類の水槽内繁殖の夢みて、奮闘中。Twitterでも更新しておりますのでご覧ください。

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