小さな白い塊
Category: 魚類感染症・寄生虫症
新しい魚を追加したのは良かったけれど。夜になって魚達を眺めていると異常に呼吸が早い。なにかしらの中毒症かなぁ?。と疑ってみる。特に中毒を起こすような薬剤は入れていないし。中毒症なら呼吸が早いだけではなく、鰓蓋の開き具合も大きく鰓の動きも荒くなる。前々からpHの低下が気になっていたので、試薬で測ってみると、やっぱり7.4ほど。殆んど中性値じゃないの・・・。念の為、作り置き人工海水のpHを測ってみると、8.0ほど。完全に生体数の許容超過であります。pHが下がる一方です。pH上昇剤を入れても一次凌ぎな訳で。同じ一次凌ぎでも作り置き人工海水もアルカリ性になっているし、飼育水も鮮度が増すので、水換えをしてみました。呼吸も換水前よりはゆっくりになりました。という事で、pHの低下を軽減する目的もあり、毎日、水換えをしている理由の一つなのです。
前置きが長くなりましたが、本題です。一ヶ月ほど前にクロハコフグを入れてから、魚達の体表に白点が付き始めて、痒がって岩などに吻先を擦ったりしますし、見た目は白点虫寄生症のように思えていたし、この一ヶ月間、白点虫の寄生という事で書いていました。しかし、一ヶ月ほど経って白点虫の寄生ではないような気もしてきました。見た目は白点虫の寄生症状に酷似しているのですが、白点虫なら離脱する時に、人間の毛穴に溜まる角栓のような楕円形の状態になって魚の体表から離れて行くのです。が、しかし、画像を見ると白い球体のように見えます。さて、どう判断しようかと・・・。今のところ峠は超えて今以上に悪化する事は無いようですが、マルケサン壱号は体表の一部が鬱血しているので、何かしらの感染症にはなっているのは間違いないと思います。
スクロゥルドは、全身が粘液過多でしたが、肌荒れ?もだいぶ良くなってきました。


上、2固体の東アフリカ産ハコフグは、小さな白い球体が付いています。
ラクダハコフグは、鰭が白濁した程度。
アイランドカウフィッシュも、鰭が白濁した程度でした。多少、体表にも付いているのかもしれませんが、目視では殆んど確認ならず。
この、東アフリカ産ハコフグも小さな白い塊が付いています。
マルケサンも一ヶ月経過して、一週間前から鰭の後ろ辺りが鬱血しています。何かしらの感染症を患ってしまったと思われます。一時は拒食して水槽の隅っこでじっとしていましたが、今は、餌も沢山食べるようになってきました。これかも油断はできません。
ブルーエンゼルは痒がる仕草はしますが、白点が現れたり体表が荒れはしていません。今のところは・・・。
コラリスは、やはり小さな白い塊が所々に付いていますが、それほど重症になりません。
白点虫寄生症であれば、白点が現れたり消えたりを繰り返しながら、次第に体表中に白点の数が増えてゆくのですが、今回の白点は付いたままであります。いずれにしても、今現在は水温を下げつつ、毎日換水をして増殖を抑えている状況です。確か、以前情報交換していた獣医先生の臨床報告?では、病理検査に出したら只の真菌だったという事も書いていたような覚えもあります。
昨年の今頃にも、同じ症状が現れ、アイランド・カウフィッシュは重症を患ったのですが、今回は軽症ですので、感染症なら免疫(抗体)できて軽症で済んでいるとか?。白点虫寄生症なら水槽内に居れば何度でも寄生されてしまいすし。非常に悩ましいのですが、今のところ悪化する事もないので、このまま換水で治癒させる事にします。魚は体力があれば自然治癒させる能力も持っていることですし。マルケサン壱号は気が抜けない症状ですが、マルケサン弐号の一週間後がどうなっているかで、感染症なのか寄生虫症なのか判断できそうな気もします。
とにかく、pH問題は何とか解決しないと・・・。
前置きが長くなりましたが、本題です。一ヶ月ほど前にクロハコフグを入れてから、魚達の体表に白点が付き始めて、痒がって岩などに吻先を擦ったりしますし、見た目は白点虫寄生症のように思えていたし、この一ヶ月間、白点虫の寄生という事で書いていました。しかし、一ヶ月ほど経って白点虫の寄生ではないような気もしてきました。見た目は白点虫の寄生症状に酷似しているのですが、白点虫なら離脱する時に、人間の毛穴に溜まる角栓のような楕円形の状態になって魚の体表から離れて行くのです。が、しかし、画像を見ると白い球体のように見えます。さて、どう判断しようかと・・・。今のところ峠は超えて今以上に悪化する事は無いようですが、マルケサン壱号は体表の一部が鬱血しているので、何かしらの感染症にはなっているのは間違いないと思います。










白点虫寄生症であれば、白点が現れたり消えたりを繰り返しながら、次第に体表中に白点の数が増えてゆくのですが、今回の白点は付いたままであります。いずれにしても、今現在は水温を下げつつ、毎日換水をして増殖を抑えている状況です。確か、以前情報交換していた獣医先生の臨床報告?では、病理検査に出したら只の真菌だったという事も書いていたような覚えもあります。
昨年の今頃にも、同じ症状が現れ、アイランド・カウフィッシュは重症を患ったのですが、今回は軽症ですので、感染症なら免疫(抗体)できて軽症で済んでいるとか?。白点虫寄生症なら水槽内に居れば何度でも寄生されてしまいすし。非常に悩ましいのですが、今のところ悪化する事もないので、このまま換水で治癒させる事にします。魚は体力があれば自然治癒させる能力も持っていることですし。マルケサン壱号は気が抜けない症状ですが、マルケサン弐号の一週間後がどうなっているかで、感染症なのか寄生虫症なのか判断できそうな気もします。
とにかく、pH問題は何とか解決しないと・・・。