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近況(2015.10.03)

Category: 90センチ水槽  

もう10月ですね。季節の変わり目で寒暖差が激しく、白点虫寄生症治療の為に水温を下げたいのですが、水槽用のクーラーを設置していない我が家の水槽は中々水温が下がりません。気化熱冷却の場合も気温に左右されます。水温を23℃にしたいのに気温が20℃以下にならないと目的の水温にはなりません。夜間の気温は15℃前後ですが日中の気温は25前後。UV殺菌灯を「ON」にしたのに、水温上昇の原因の一つでもあるので仕方なく、また「OFF」にしました。なかなか悩ましい時期です。というのもマルケサスバラフライが白点虫に寄生されて、一時、拒食してしまったのですが毎日の換水と比重を1.024まで上げたお陰?で、また餌を食べるようになりました。まだまだ気は抜けません。熱帯性も温帯性もごちゃ混ぜにして飼うとこういう事が起こってしまいやすいのです。


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我が家の水槽の場合は、低比重治療より高比重治療の方が白点虫が寄生されに難くなります。多分、高比重の方が魚も脱水状態になるので、白点虫の遊走子も脱水状態になり死滅してしまうのではないかと考察しております。低比重治療の場合はより淡水に近くしなければならないようですが、高比重ですと1.025前後を維持して毎日換水で白点虫を減らす事ができるようです。あくまでも我が家の水槽の場合ですけど。この先、マルケサスバラフライが順調に飼育できたら、先延ばしにしていた水槽用のクーラーも、遅くとも来春頃には設置しなけらばなりません。ハコフグ達への寄生も殆んどなくなってきていますので、このまま換水を続けるといずれは、寄生が皆無になることでしょう。元気が良くなるとご覧の様に集合してきますので、健康状態がとても分かりやすいです。

生体が安定したらそのまま維持すれば良いものを、新たに魚を追加して悩みの種を蒔いている箱福でした。(^^;



 2015_10_03

Comments

 

うちは白点も落ち着き食欲も復活して精神的にも落ち着きました。
水換えの大切さが分かる一ヶ月でした。
箱福さんのミナミハコフグのドットは青っぽいのですが、写真の映り方ですか?綺麗ですね!
Hironari  URL   2015-10-04 09:13  

 

Hironari 様へ

白点虫寄生症が落ち着いて良かったですね。

私の考えはこうです。水換えというのは、自然界でいうところの、雨や川から入り込む水。海の水が蒸発して雨が降り山からのミネラルが溶け出し川となって海へ戻ってゆきます。その自然界の営みは、水槽ではありません。その循環を水換え作業という方法で代用しなければなりません。もちろん、雨は毎日降る訳ではありませんが、自然界の海の水量に対して棲んでいる生物の割合とでは、水槽の方が許容を超えています。ですから、必要に応じて換水する頻度は飼い主が判断しなければなりません。アンモニア、亜硝酸、硝酸塩など自然界では無縁であろう有毒成分が、試薬で反応する状態での飼育水であれば、寄生される前に有毒成分で魚が体調を崩してしまいます。寄生虫に寄生された場合、自然界ですと水量の多さで一度寄生されても、二次寄生は殆んどないと考えます。水量の少ない水槽下では、白点虫のような寄生虫でも一次寄生では魚は死にませんが、二次、三次寄生と寄生を繰り返される事によって、命を落としてしまいます。水槽下では寄生虫を培養するようなものですから、寄生虫の密度を減らさなければなりません。減らすだけで寄生は減ってゆきます。飼育水の汚れは、人間で言うところの大気汚染に匹敵します。飼育水を浄化する為に色々な、浄化方法が考案されて実用化されておりますが、飼育水が新しくなる訳ではありません。浄化されても日々劣化してゆきます。毎日の飼育水の交換は、非常に労力を使いますが、魚達も生きてゆく上で、快適に過ごせる上質な清浄水質維持には気を配ってあげたいと、私は考えております。

ミナミハコフグは広範囲に分布しており、それぞれの海域で海域変異個体(亜種)が存在しています。ミナミハコフグに関しては、日本ではミナミハコフグという名前で一括りされています。私が飼育しているのは、東アフリカ産のハコフグです。ご指摘のドット模様は、固体によっても異なりますが、青味が強い水色だったり白に近い水色だったり、光線の当たり具合で青味が強く見えたりしています。現在は、水槽用の照明はつけていませんので、自然光や室内の蛍光灯、撮影時のフラッシュを焚くぐらいですので、固体そのものの模様の発色ですが、現在使っているカメラはデジタル一眼レフカメラなのですが、一昔前のカメラでCCDセンサーです。今はCMOSセンサーが主流ですけど…。そのCCDセンサーの発色も少し手伝って、より青味が強く写る事はあります。

余談ですが、私が飼っているハコフグは「東アフリカ産 ミナミハコフグ」として、通販ショップのチャームさんでは入荷量は多いハコフグです。
箱福  URL   2015-10-04 11:53  

 

確かにと思う内容でした。
ありがとうございます。

箱福さんの写真を見ていたら、綺麗なので飼育してみたくなりました。
たまにチャームさんに行くのですが、東アフリカ、ミナミハコフグは店頭にはおらず拝見したことがないので、どんな感じか質問させて頂きました。いつもご丁寧にお返事頂き恐縮です。
Hironari  URL   2015-10-04 12:12  

 

Hironari様へ

東アフリカ産ミナミハコフグですが、今、チャームさんの通販リストをチェックしましたら、一尾、在庫ありですよ。

一般にみるミナミハコフグは黒いドット模様だけですが、東アフリカ産ミナミハコフグは白班を黒班(ドット)が囲むような花丸模様?ですよね。実店舗と通販用店舗が別にあるのでしょうか?。

私が住んでいる所は、隣県ですけど一山越えないと行けません。朝早く強行するとなんとか日帰りできるかもしれませんが、通販で済ませています。(^^;
箱福  URL   2015-10-04 13:10  

 

実店舗では物や整体が置き切れないようで、ストック用の倉庫があるようですよ!
ネットで欲しい物がある場合はお願いすると数時間掛かりますが、実店舗に届きます。
隣の県なんですね。僕は実家に行くついでではありますが、神奈川から行くので結構掛かります。
あそこに行くと、海水よりも淡水水槽がすごく綺麗で、始めたくなりますよ!
Hironari  URL   2015-10-04 15:33  

 

Hironari 様へ

通販リストを見ますと、かなりの品揃えですので、それが一つの店舗となりますと大きな店舗が必要となりますし、接客も対応すると手間もかかりますしね。通販専用の店舗がある方が、手際良く仕事ができるでしょうから、別々にしているのかもしれませんね。

関東地方ですと、有名はショップが沢山あって良いですね。私は、新潟です。群馬へは東京方面に行くときに関越自動車道を通過するだけですけど、夜であれば三国トンネルを抜けますと、水上温泉でしょうか。下り坂になっている為に空から地上を眺めているよう状態で、温泉街の夜景がとても綺麗でした。最近は関東方面にも行かなくなりました。

今日は半年ぶりくらいで、地元のショップへ行ってきましたが、お目当ての魚は居ませんでした。ミナミハコフグ一尾、愛嬌を振りまいていましたが見送りました。

東アフリカ産ミナミハコフグは成長と共に、模様も変わると思うのですが。どうなるか楽しみです。
箱福  URL   2015-10-04 17:14  

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プロフィール

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Author:箱福
転職を境に一旦ハコフグ飼育を休止しましたが、ハコフグ飼育の再開を機にブログを始めました。不定期更新ですが、どうぞ宜しくお願い致します。病気を発症させない飼育、薬剤に頼らない飼育を目指し、ハコフグ類の水槽内繁殖の夢みて、奮闘中。Twitterでも更新しておりますのでご覧ください。

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