断念
Category: クロハコフグ
日付が変わってしまいましたが、昨夜、ブログを書いている最中、ガラスが割れるくらいの勢いでぶつかりながら暴れていたクロハコフグ。苦しんでいる様子を見ているのも至極辛いのですが、私の頭の中は迷いと葛藤しておりました。息絶えるまで水槽に入れて置くか、息をしているうちに引き上げてしまうか・・・。普通の魚であれば最後の最後まで水槽に入れていても問題ないのですが、ハコフグの場合は訳が違います。息絶える間際にパフトキシンという粘液毒を放出します。粘液毒を出してしまうと、一緒に入っていた生体も犠牲になってしまいます。ですから、様態が悪化したら、心を鬼にする気持ちで決断しなければなりません。これがハコフグ飼育の辛いところでございます。




泳ぐ元気もなくなり、横たわる状態が何度か繰り返すようになりましたので、残念ながら毒を出す前に引き上げる事に決めました。

浮上してきた時を見計らって掬い上げ、袋の中へ。看ているのも、こうしてブログを書いているのも、とても辛いのですがこれがハコフグ飼育というものでございます。今回も力及ばず。力量の無さを痛感されられます。
長生きさせたかったけど…「ごめんなさい」。




泳ぐ元気もなくなり、横たわる状態が何度か繰り返すようになりましたので、残念ながら毒を出す前に引き上げる事に決めました。

浮上してきた時を見計らって掬い上げ、袋の中へ。看ているのも、こうしてブログを書いているのも、とても辛いのですがこれがハコフグ飼育というものでございます。今回も力及ばず。力量の無さを痛感されられます。
長生きさせたかったけど…「ごめんなさい」。