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止めようかどうか迷っています。ん~。

毎日日課にしていた換水ですが、常に新し飼育水が入れ替わった方が良い事は承知しておりますが、正直、毎日換水しても換水する量が少ないので黄ばみ解消としては、追い付かない状況です。また、ハコフグやチョウチョウウオには年中、白点が体表に付いています。その白点が白点虫(クリプトカリオン・イリタンス)だとしますと、理屈上、毎日換水を繰り返す事により次第に遊走子(仔虫)の密度が水槽内から減ってゆき、いずれは寄生され無くなる。底砂に埋もれたシスト(卵)も底砂を毎日撹拌して覚醒させながら毎日換水を繰り返すと寄生され無くなる。捨てる飼育水による濾材の洗浄も然り。

90cm水槽も殺菌灯は外しましたし、特別に薬剤治療もしておりません。年中、体表に現れる白点は寄生虫ではないと思います。思うだけではダメでそれを立証しなければならないのですが、今は、そんな元気はありません。実験をする気もありません。白点が付いていても元気に?生きていますし。種によっては白点が現れない魚達も居ます。

一昔前なら白点が体表に現れると白点虫の寄生だと思い込んで、必死になって駆虫や治療をやっていたものです。しかし、今現在、白点が現れたからと言って、白点虫と決めつけるのは危険かも知れません。過去に情報交換していた方(どなたかは名前は伏せます)が、白点虫だと思って病理検査を依頼したら結果は真菌しか見つからなかったという事例もお聞きした事がございます。


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細かい白点が点々と付いているのが確認できると思います。

今までの飼育経験で白点虫寄生症の事例を沢山経験してきて思う事は、どう考えても寄生虫による白点とは思えないと言うこと。

で、今までは白点病の原因は「白点菌」ではなく「白点虫」ですと、言い切っていた事もございましたが、今は、白点病と総称して言う場合に限り、「白点菌」としても誤りではないと思うこと。白点病には「白点菌」と「白点虫」が要因となり発症すること。いずれも、白点が体表に現れた時には「病原菌」か「寄生虫」かを見極める必要があると考えます。治療方法も異なりますし。



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沢山食べて丸々太った、ミナミハコフグです。

これくらい太っていますと、ちょっとやそっとの感染症や寄生虫症には負けない抵抗力もあるようです。


話しは最初に書いた毎日の換水に付いてに戻りますが。同じ20リットル換水するなら毎日でなくても一日置きに40リットルの方が黄ばみは減るのかな?。と……。毎日の換水ではなく、換水方法を変えてみようかと思案しております。90cm水槽の場合。今現在の混泳数ですと、毎日10~20リットルでは、殆ど換水の意味がないようにも思うし。毎日の換水を止めるかどうかは、もう少し様子を見ながら考える事にします。




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プロフィール

箱福

Author:箱福
転職を境に一旦ハコフグ飼育を休止しましたが、ハコフグ飼育の再開を機にブログを始めました。不定期更新ですが、どうぞ宜しくお願い致します。病気を発症させない飼育、薬剤に頼らない飼育を目指し、ハコフグ類の水槽内繁殖の夢みて、奮闘中。Twitterでも更新しておりますのでご覧ください。

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