最近、海綿動物が増殖しています。調べてみますと、イソカイメンという海綿動物の一種のようです。
赤丸で囲った外側の小さな孔から海水を吸引して、赤丸の内側にある大きな孔から海水を排水する事で、海水を循環して餌となる浮遊物を濾しとっているようです。水槽内が明るいと赤丸内の大きな孔は開きます。
暗くなると大きな孔が閉じてしまいます。
海水魚飼育をしていますと、海から採取したライブロック(岩や珊瑚の死骸に石灰藻が付着したものが販売されている)から色んな生物が出てきますが、水槽に順応できる生物は繁殖し、順応できない生物は絶えてしまいます。出来る限り水槽内でも食物連鎖が成り立つように、水槽内生物の維持をするようにしています。この海綿も飼育水の浄化に役立ってくれています。


海水魚飼育をしていますと、海から採取したライブロック(岩や珊瑚の死骸に石灰藻が付着したものが販売されている)から色んな生物が出てきますが、水槽に順応できる生物は繁殖し、順応できない生物は絶えてしまいます。出来る限り水槽内でも食物連鎖が成り立つように、水槽内生物の維持をするようにしています。この海綿も飼育水の浄化に役立ってくれています。
クラゲの正体判明!?
Category: 海洋性小生物
以前、クラゲ発生の記事を書きましたが、クラゲの正体が判明しました。種類はサカサクラゲ。成長すると、いつもひっくり返っていました。


で、色々と調べていると、ライブロックに付着していた白いイソギンチャックのような生物が、クラゲのポリプだった事も分かりました。
魚にピントを合わせているのでクラゲのポリプはピンボケです。



赤丸で囲った中はクラゲのポリプ達です。水槽内一面に繁殖していました。

しか~し、クラゲのポリプとは知らず、てっきりカーリー(セイタカイソギンチャック)の類だと思った私は、このチョウチョウウオ2尾を入槽。綺麗に食べてしまいました。残っているのはライブロックの孔に居るのとヒーターカバーの中に居る個体のみとなってしまいました。まぁ、繁殖力が旺盛で大量発生していたので、見苦しかったのもありましたし…結果的に良かったのか悪かったのか?。



で、色々と調べていると、ライブロックに付着していた白いイソギンチャックのような生物が、クラゲのポリプだった事も分かりました。

魚にピントを合わせているのでクラゲのポリプはピンボケです。



赤丸で囲った中はクラゲのポリプ達です。水槽内一面に繁殖していました。

しか~し、クラゲのポリプとは知らず、てっきりカーリー(セイタカイソギンチャック)の類だと思った私は、このチョウチョウウオ2尾を入槽。綺麗に食べてしまいました。残っているのはライブロックの孔に居るのとヒーターカバーの中に居る個体のみとなってしまいました。まぁ、繁殖力が旺盛で大量発生していたので、見苦しかったのもありましたし…結果的に良かったのか悪かったのか?。
今年の一月頃、飼育水の比重を1.026前後に設定し始めてから、
半年前に購入したライブロックが入っている60センチ規格水槽で、
クラゲの幼生が発生するようになりました。

発生を見つけた時には10固体ほど居ましたが、そのうち8固体採取して、
30センチ水槽で一ヶ月ほど観察しておりました。(画像は採取した当時のものです。)

横から見た体形です。

僅かに成長しましたが、水換えだけで飼育環境を設置しておらず、
日毎に一固体ずつ消えてゆきました。カサの直径は5mmほどです。

最近、時々数固体発生しますが、採取せずに放置しています。

ハコフグ達はクラゲを見つけても食べようともしません。クラゲの種類名は分かりませんが、水質が変わると色々な海洋性生物がライブロックから出てきます。
飼い主の都合で強制を強いられる水質環境でしか生きられない生物の殆んどが死んでしまう中、実際生息している海洋に近い水質になると、それに適応できる海洋生物が発生するという良い事例ではないでしょうか。クラゲの場合はポリプという状態で冬季を過ごし暖かくなると覚醒しますが、比重変更や水温の上昇で発生したと思われます。しかし、どれだけのポリプが居るのでしょうか?。
自然界では決して出会う事はあり得ない魚達を、飼い主の都合で同じ水槽下で飼育をする訳ですが、当然、比重や水温、pH、餌など色々な要因で体調を崩して寄生症や感染症を患ってしまう固体がでてもおかしくありません。どの魚も調子良く成長できる水質環境を導き出してあげるのは、飼い主にとっての最低限の課題です。
半年前に購入したライブロックが入っている60センチ規格水槽で、
クラゲの幼生が発生するようになりました。

発生を見つけた時には10固体ほど居ましたが、そのうち8固体採取して、
30センチ水槽で一ヶ月ほど観察しておりました。(画像は採取した当時のものです。)

横から見た体形です。

僅かに成長しましたが、水換えだけで飼育環境を設置しておらず、
日毎に一固体ずつ消えてゆきました。カサの直径は5mmほどです。

最近、時々数固体発生しますが、採取せずに放置しています。

ハコフグ達はクラゲを見つけても食べようともしません。クラゲの種類名は分かりませんが、水質が変わると色々な海洋性生物がライブロックから出てきます。
飼い主の都合で強制を強いられる水質環境でしか生きられない生物の殆んどが死んでしまう中、実際生息している海洋に近い水質になると、それに適応できる海洋生物が発生するという良い事例ではないでしょうか。クラゲの場合はポリプという状態で冬季を過ごし暖かくなると覚醒しますが、比重変更や水温の上昇で発生したと思われます。しかし、どれだけのポリプが居るのでしょうか?。
自然界では決して出会う事はあり得ない魚達を、飼い主の都合で同じ水槽下で飼育をする訳ですが、当然、比重や水温、pH、餌など色々な要因で体調を崩して寄生症や感染症を患ってしまう固体がでてもおかしくありません。どの魚も調子良く成長できる水質環境を導き出してあげるのは、飼い主にとっての最低限の課題です。