ハコフグ飼育に思うこと
Category: 90センチ水槽
ハコフグ飼育に思う事は色々とありますが、私の夢はハコフグの水槽内繁殖でございます。私は魚達に癒されたいという気持ちで飼っては居ません。
一尾一槽の単独飼育という飼い方は、私はやりません。窮屈でも野生の本能を失わせたくないのです。
ご存知だと思いますが、ある水族館でイワシを展示飼育する為に、たくさんのイワシを入れました。しかし、群れを作る事はありませんでした。そこで飼育係員は考えました。天敵であるサメを入れてみました。すると、自然界で見るような群れの大群を作ったのは有名な話です。魚にも自然界に居る時のように、警戒心や緊張感は必要です。
自然界にいるような魚達を見ていたいのです。人間に馴れきった魚なら飼わなくてもいい。
皆様も、何か思い入れがあって飼育している事と思います。
私のハコフグ飼育の目的は水槽内繁殖の実現です。
一尾一槽の単独飼育という飼い方は、私はやりません。窮屈でも野生の本能を失わせたくないのです。
ご存知だと思いますが、ある水族館でイワシを展示飼育する為に、たくさんのイワシを入れました。しかし、群れを作る事はありませんでした。そこで飼育係員は考えました。天敵であるサメを入れてみました。すると、自然界で見るような群れの大群を作ったのは有名な話です。魚にも自然界に居る時のように、警戒心や緊張感は必要です。
自然界にいるような魚達を見ていたいのです。人間に馴れきった魚なら飼わなくてもいい。
皆様も、何か思い入れがあって飼育している事と思います。
私のハコフグ飼育の目的は水槽内繁殖の実現です。
Comments
はじめまして
初めまして!!飼育初心者です。多種のハコフグ飼育の迫力凄いですね~
憧れます
我が家も、先日2匹いたミナミハコフグが激しい喧嘩をし、1匹天に召されました。。。
数日後ショップで可愛い幼魚を発見してしまい、購入してしまいましたが
先住の1匹★にしてしまったやつが早速攻撃をしてしまい、慌てて隔離しています。
このまま隔離するのもストレスが心配ですし、でも個体の大きさが違いすぎるので入れたら即やられる・・と思うと
どうしようか本当に悩んでいます・・・。
ミナミナミ URL 2015-07-15 00:10
ミナミナミ様へ
初めまして。
コメント有り難うございます。
同種同士の混泳は、それなりの覚悟は必要です。
幼魚(2センチ前後)の場合は、別水槽で大きくなるまで飼育して、大きくなってから混泳させるとか、水槽が一つしか無い場合は、セパレータで仕切って、その中で大きくなるまで飼育して、大きくなったらセパレータを外すのが賢明かと思います。
ハコフグに限った事では有りませんが、自然界で群れ成す魚でも、
水槽下では天敵が居ませんので、生存競争に変わってしまいます。
一対一という条件ですと、標的となる相手が決まってしまいます。
その場合は、どちらか強い方が生き残ります。それを避ける為に、虐める標的を分散させる為に3匹以上入れているのです。標的は分散されますが、それでも標的が決まると必要以上に追い回します。
これは一つの手段ですが、虐められるハコフグが逃げ込める様に、ライブロックで岩組みして大小の空間を作っております。ミナミハコフグは自然界でも、岩礁への依存度が高いので、自分がギリギリ入り込める岩組みの空間に逃げ込みます。その岩組みの空間が多ければ多いほど、逃げ込める場所が多くなります。追いかける方も可也しつこく追いかけ廻しますが、暫く追いかけますと、諦めて追いかけなくなります。賢い、固体はお気に入りの空間の近くに居て、いじめる相手が来ると直ぐに空間に入り込む事もあります。
岩組を作る場合の注意点ですが、水流が強い場所では、小さいハコフグや元気の無いハコフグが、水流の勢いで岩に挟まってしまう事故が起こる 事がありますので、パワーヘッド(水中ポンプ)などの噴出し口の近くには岩組みを作ってはいけません。できるだけ、水槽のガラス面と岩との間隔を、ハコフグが挟まらないよう、十分、間隔を空けてください。ハコフグ自身が岩の空間に入って行く分には、通り抜けられる空間にしか入り込まないと思います。
セパレータで仕切る方法や、一度、全部のハコフグを水槽から取り出して、他の水槽で暫く居てもらい、また同時に水槽に入れる方法など、色々とありますが、結局、時間が経つと又、喧嘩をするようになりますので、三匹以上飼育するか、同種は止めて、別種の混泳をするかだと思います。
別種の混泳は干渉し無い事が多いのですが、同種での2匹混泳ですと、余程、相性が良い場合を除き、同種の2匹飼育は基本的にNGです。
できるだけ、大きな水槽で飼育してください。60センチ規格水槽ですと、同種同士の混泳より別種の混泳の方が良いと思います。
混泳の場合は、こうすると必ず上手く飼育できるという、保障はありませんので、私の様に繁殖させたいという目的が無いのであれば、同種同士の混泳はお勧めしません。
返答で紹介した、岩組みを作る手段は強制するものでは有りません。一例に過ぎませんので、ご参考まで。
箱福 URL 2015-07-15 03:03
アドバイスありがとうございました。
ハコフグについての情報がなく困っていたので参考になります。
水槽は特注のかなり大きいものなのでサイズは問題なさそうですが隠れるところが少ないのでライブロックを増やして改善してみます!!以前買いましたコンゴウは挟まって死んでしまったので気を付けて配置もします。
ハコフグ可愛いですよね!!カクレクマノミを飼うのが目的でしたが今ではすっかりハコフグに夢中です。
更新楽しみにしています
ミナミナミ URL 2015-07-15 23:30
ミナミナミ 様へ
>以前買いましたコンゴウは挟まって死んでしまったので気を付けて配置もします。
コンゴウフグが物に挟まるなどの事故は多いです。コンゴウフグは幼魚時には岩礁に居る固体もいると思いますが、どちらかと言いますと海底の砂地に居るようですので、コンゴウフグの飼育では、むしろ岩組みはしない方が良いと思います。
コンゴウフグの場合は、幼魚時には同種同士の争いは少ないですが、成魚になると争いを始めるようになり、かなり激しく争います。
色んな種類のハコフグが流通しておりますが、それぞれ生息域や環境が異なりますので、生息域をお調べになり、水槽内でも似たような景観を再現すると宜しいかと思います。生息域については、マリンダイバーのブログなどが参考になると思います。
箱福 URL 2015-07-16 00:31