白点…その後
Category: 魚類感染症・寄生虫症
最近、海綿動物が増殖しています。調べてみますと、イソカイメンという海綿動物の一種のようです。
赤丸で囲った外側の小さな孔から海水を吸引して、赤丸の内側にある大きな孔から海水を排水する事で、海水を循環して餌となる浮遊物を濾しとっているようです。水槽内が明るいと赤丸内の大きな孔は開きます。
暗くなると大きな孔が閉じてしまいます。
海水魚飼育をしていますと、海から採取したライブロック(岩や珊瑚の死骸に石灰藻が付着したものが販売されている)から色んな生物が出てきますが、水槽に順応できる生物は繁殖し、順応できない生物は絶えてしまいます。出来る限り水槽内でも食物連鎖が成り立つように、水槽内生物の維持をするようにしています。この海綿も飼育水の浄化に役立ってくれています。
赤丸で囲った外側の小さな孔から海水を吸引して、赤丸の内側にある大きな孔から海水を排水する事で、海水を循環して餌となる浮遊物を濾しとっているようです。水槽内が明るいと赤丸内の大きな孔は開きます。
暗くなると大きな孔が閉じてしまいます。
海水魚飼育をしていますと、海から採取したライブロック(岩や珊瑚の死骸に石灰藻が付着したものが販売されている)から色んな生物が出てきますが、水槽に順応できる生物は繁殖し、順応できない生物は絶えてしまいます。出来る限り水槽内でも食物連鎖が成り立つように、水槽内生物の維持をするようにしています。この海綿も飼育水の浄化に役立ってくれています。
白点が…
Category: 魚類感染症・寄生虫症
先日の豆スクロゥルド・カウフィッシュの死と言い。水温の低下による魚の不調。夏場の30℃以上の水温から現在は28℃で固定できるようにヒーターを作動させているのですが、ここ最近、魚の体表に白点が目立つようになってきました。白点が現れたり消えたりしていますので、多分にクリプトカリオン・イリタンス(白点虫)だと思います。
↑夜になると白点が表れます。
↑翌朝になると白点が離脱して消えています。
↑この固体も白点の他に鬱血もみられます。反対側にも鬱血が出ていましたが治りつつあります。 ↑やはり翌朝には白点は消えています。
インドフウライチョウチョウウオは現在2尾混泳させています。尾鰭の黒帯模様が異なりますので別個体と分かります。
各鰭に白点が確認できます。体表にもあります。
クロハコフグにも白点が付いているのが良くわかります。ハコフグの場合は翌朝になっても取れずに付いたままになっている事が多いのです。その点が他の魚との違いで大変厄介な事で治療が長引く要因なのです。
60センチ規格水槽、60ワイド水槽に居るハコフグ殆んどの固体が同じような症状になっています。(アイランド・カウフィッシュは今のところ問題なし)
さて、クリプトカリオン・イリタンス寄生症(白点虫寄生症)といえば、いろいろな治療方法がありますが、私の場合は以前、ヨウ素樹脂抗菌剤というヨウ素の粉末を樹脂に練り込んだ商品があり、それを13年間使い続けていたのですが、昨年の10月末日で使うのを止めてから、あと一ヶ月余りで一年が経とうとしています。現在は殺菌灯も付けていませんし、銅治療もやっていません。で、この一年、水質の見直し、水質が良ければクリプトカリオン・イリタンスは自然治癒するのか?、という実験的飼育に切り替えているのですが、現在、白点(クリプトカリオン・イリタンス)が増えつつあるので濾過槽を増やして水質改善に勤めるべきなのですが、年末頃まで濾過槽は増やせそうもないので、定期的な換水、比重調整とpH(弱アルカリ性)維持でクリプトカリオン・イリタンスの増加を抑えたい思っています。
比重は1.026で飼育していたのを夏場の酸素不足を改善する為に、8月になってから比重を1.023に下げていました。また徐々に比重を1.026に戻したいと思います。比重を1.026にする理由はですが、海水魚は浸透圧の調整をしているのはご存知かと思いますが、比重が低すぎると身体が水膨れ状態になり比重が高すぎると脱水状態になると言われています。だとすると、同じ海洋生物であるクリプトカリオン・イリタンスも比重が高いと脱水状態になるのでは?。と、安易な妄想を思い浮かべ、クリプトカリオン・イリタンスが死ぬ事はなくても、彼らの好まない環境にしてやる事で活動を鈍らせ、魚への寄生、繁殖を抑えられはしないかという希望的観測をしてみているのであります。
従来は低比重治療という方法でクリプトカリオン・イリタンス寄生症の治療を試みていたアクアリストの方々は沢山いましたが、逆転の発想で低比重治療があるのなら高比重治療も有りでは?。という事で…。この高比重治療が立証されれば新たなクリプトカリオン・イリタンス治療が確立できたりするかも知れません。
紅海産の魚は比重1.028~1.030で飼育してあげた方が良いらしいので、それから比べると比重1.026はまだ低い方ですが、水換えをする度に、比重を1.026徐々に戻してゆき様子を見る事にします。
↑夜になると白点が表れます。
↑翌朝になると白点が離脱して消えています。
↑この固体も白点の他に鬱血もみられます。反対側にも鬱血が出ていましたが治りつつあります。 ↑やはり翌朝には白点は消えています。
インドフウライチョウチョウウオは現在2尾混泳させています。尾鰭の黒帯模様が異なりますので別個体と分かります。
各鰭に白点が確認できます。体表にもあります。
クロハコフグにも白点が付いているのが良くわかります。ハコフグの場合は翌朝になっても取れずに付いたままになっている事が多いのです。その点が他の魚との違いで大変厄介な事で治療が長引く要因なのです。
60センチ規格水槽、60ワイド水槽に居るハコフグ殆んどの固体が同じような症状になっています。(アイランド・カウフィッシュは今のところ問題なし)
さて、クリプトカリオン・イリタンス寄生症(白点虫寄生症)といえば、いろいろな治療方法がありますが、私の場合は以前、ヨウ素樹脂抗菌剤というヨウ素の粉末を樹脂に練り込んだ商品があり、それを13年間使い続けていたのですが、昨年の10月末日で使うのを止めてから、あと一ヶ月余りで一年が経とうとしています。現在は殺菌灯も付けていませんし、銅治療もやっていません。で、この一年、水質の見直し、水質が良ければクリプトカリオン・イリタンスは自然治癒するのか?、という実験的飼育に切り替えているのですが、現在、白点(クリプトカリオン・イリタンス)が増えつつあるので濾過槽を増やして水質改善に勤めるべきなのですが、年末頃まで濾過槽は増やせそうもないので、定期的な換水、比重調整とpH(弱アルカリ性)維持でクリプトカリオン・イリタンスの増加を抑えたい思っています。
比重は1.026で飼育していたのを夏場の酸素不足を改善する為に、8月になってから比重を1.023に下げていました。また徐々に比重を1.026に戻したいと思います。比重を1.026にする理由はですが、海水魚は浸透圧の調整をしているのはご存知かと思いますが、比重が低すぎると身体が水膨れ状態になり比重が高すぎると脱水状態になると言われています。だとすると、同じ海洋生物であるクリプトカリオン・イリタンスも比重が高いと脱水状態になるのでは?。と、安易な妄想を思い浮かべ、クリプトカリオン・イリタンスが死ぬ事はなくても、彼らの好まない環境にしてやる事で活動を鈍らせ、魚への寄生、繁殖を抑えられはしないかという希望的観測をしてみているのであります。
従来は低比重治療という方法でクリプトカリオン・イリタンス寄生症の治療を試みていたアクアリストの方々は沢山いましたが、逆転の発想で低比重治療があるのなら高比重治療も有りでは?。という事で…。この高比重治療が立証されれば新たなクリプトカリオン・イリタンス治療が確立できたりするかも知れません。
紅海産の魚は比重1.028~1.030で飼育してあげた方が良いらしいので、それから比べると比重1.026はまだ低い方ですが、水換えをする度に、比重を1.026徐々に戻してゆき様子を見る事にします。
豆スクロゥルド・カウフィッシュ没
Category: スクラウド・カウフィッシュ
スクロゥルド・カウフィッシュの豆サイズ固体を死なせてしまいました。
昨夜、水換えをしたのですが、いつもは10リットル交換が、黄ばみも濃かったのでいつもの倍の20リットル交換後、豆サイズの様子が少し変な事に気がつき、暫く様子を見ていると漂うように泳ぐようになり、一時間後には底に落ちて泳がなくなってしまいました。明らかに水質ショックだと思いますが、今朝は辛うじて生きていましたが、セパレータで仕切って仕事に出掛け、20時頃帰宅して水槽を覗いたら虫の息ではありましたが、まだ生きていたので、色々と手を尽くしてみましたが、23時頃息絶えてしまいました。この夏の猛暑を乗り切って水換え直前まで、いつも通り元気に泳いでいたのですが、明らかに私の判断の誤りで取り返しのつかない事になってしまいました。いつも通りの水量を水換えしていれば良かったものを、涼しくなった事もあり夏を乗り切った安心感と気の緩みが仇となってしまいました。水槽に入れてから56日で死なせてしまうとは、痛恨の極みでございます。
豆サイズからの成長を見る事ができなくなりましたが、他のスクロゥルド・カウフィッシュの若魚2尾は生きています。夏から秋にかけての水温変化には気を配らなければならない事は経験的に知ってはいますが、ここに来て初歩的な失敗をしてしまうとは…いまさら後悔しても仕方ないのですが至極情けないです。飼育の知識は得られますが、それ以上に失うものも多い…。
昨夜、水換えをしたのですが、いつもは10リットル交換が、黄ばみも濃かったのでいつもの倍の20リットル交換後、豆サイズの様子が少し変な事に気がつき、暫く様子を見ていると漂うように泳ぐようになり、一時間後には底に落ちて泳がなくなってしまいました。明らかに水質ショックだと思いますが、今朝は辛うじて生きていましたが、セパレータで仕切って仕事に出掛け、20時頃帰宅して水槽を覗いたら虫の息ではありましたが、まだ生きていたので、色々と手を尽くしてみましたが、23時頃息絶えてしまいました。この夏の猛暑を乗り切って水換え直前まで、いつも通り元気に泳いでいたのですが、明らかに私の判断の誤りで取り返しのつかない事になってしまいました。いつも通りの水量を水換えしていれば良かったものを、涼しくなった事もあり夏を乗り切った安心感と気の緩みが仇となってしまいました。水槽に入れてから56日で死なせてしまうとは、痛恨の極みでございます。
豆サイズからの成長を見る事ができなくなりましたが、他のスクロゥルド・カウフィッシュの若魚2尾は生きています。夏から秋にかけての水温変化には気を配らなければならない事は経験的に知ってはいますが、ここに来て初歩的な失敗をしてしまうとは…いまさら後悔しても仕方ないのですが至極情けないです。飼育の知識は得られますが、それ以上に失うものも多い…。
クラゲの正体判明!?
Category: 海洋性小生物
以前、クラゲ発生の記事を書きましたが、クラゲの正体が判明しました。種類はサカサクラゲ。成長すると、いつもひっくり返っていました。
で、色々と調べていると、ライブロックに付着していた白いイソギンチャックのような生物が、クラゲのポリプだった事も分かりました。
魚にピントを合わせているのでクラゲのポリプはピンボケです。
赤丸で囲った中はクラゲのポリプ達です。水槽内一面に繁殖していました。
しか~し、クラゲのポリプとは知らず、てっきりカーリー(セイタカイソギンチャック)の類だと思った私は、このチョウチョウウオ2尾を入槽。綺麗に食べてしまいました。残っているのはライブロックの孔に居るのとヒーターカバーの中に居る個体のみとなってしまいました。まぁ、繁殖力が旺盛で大量発生していたので、見苦しかったのもありましたし…結果的に良かったのか悪かったのか?。
で、色々と調べていると、ライブロックに付着していた白いイソギンチャックのような生物が、クラゲのポリプだった事も分かりました。
魚にピントを合わせているのでクラゲのポリプはピンボケです。
赤丸で囲った中はクラゲのポリプ達です。水槽内一面に繁殖していました。
しか~し、クラゲのポリプとは知らず、てっきりカーリー(セイタカイソギンチャック)の類だと思った私は、このチョウチョウウオ2尾を入槽。綺麗に食べてしまいました。残っているのはライブロックの孔に居るのとヒーターカバーの中に居る個体のみとなってしまいました。まぁ、繁殖力が旺盛で大量発生していたので、見苦しかったのもありましたし…結果的に良かったのか悪かったのか?。
ハコフグを知る 第二回 【眼編】
Category: ハコフグを知る
ハコフグを知るの第二回目は眼のお話しです。
魚は体調が悪くなると呼吸が速くなったり、眼の動きが鈍くなったり餌を食べなくなるなど、色々な症状を知る事ができます。中でも私が常に魚の健康状態を観察する上で、重要視しているのが眼の動きであり瞳孔の形状です。鰓の呼吸状態の速さや摂餌の場合は体調が良くても環境や満腹になるなど、体調とは関係なく状況が変わります。眼においては体調が悪くなると顕著に症状として表れます。ただし、寝ている時だけは例外です。
以下の画像は夜間の寝ていた時に照明をつけて、眼の瞳孔が変わってゆく様子を写しました。
イナズマヤッコの眼の瞳孔の形状にも注目してください。
寝ていた時の眼の瞳孔は丸くなっています。
目が覚め意識もしっかりしてくると眼の瞳孔の形状は楕円形になります。(例えるなら鶏の卵を横にした状態の形状)
ハコフグ科は甲羅と面一(つらいち)になっている透明な膜で眼球が覆われていて、眼球を保護しています。また、スズキ目の魚などは眼が左右連動して同じ方向に動きますが、フグ目の特徴である眼は、カメレオンのように左右別々に動きます。
自然界では天敵から襲われない様に警戒していなければなりませんし、周囲の様子を伺いながら餌も探さなければなりません。健康な魚ほど眼は常に機敏に動いているものです。水槽下においても混泳魚を意識しつつ餌を食べています。しかし、眼の動きが鈍く瞳孔の形状が丸みを帯びてきますと、体調が悪いという状態の表れにもなるのです。
熱帯魚ショップで実際に魚を見て買う場合でも、体調を知る目安にもなります。
魚は体調が悪くなると呼吸が速くなったり、眼の動きが鈍くなったり餌を食べなくなるなど、色々な症状を知る事ができます。中でも私が常に魚の健康状態を観察する上で、重要視しているのが眼の動きであり瞳孔の形状です。鰓の呼吸状態の速さや摂餌の場合は体調が良くても環境や満腹になるなど、体調とは関係なく状況が変わります。眼においては体調が悪くなると顕著に症状として表れます。ただし、寝ている時だけは例外です。
以下の画像は夜間の寝ていた時に照明をつけて、眼の瞳孔が変わってゆく様子を写しました。
イナズマヤッコの眼の瞳孔の形状にも注目してください。
寝ていた時の眼の瞳孔は丸くなっています。
目が覚め意識もしっかりしてくると眼の瞳孔の形状は楕円形になります。(例えるなら鶏の卵を横にした状態の形状)
ハコフグ科は甲羅と面一(つらいち)になっている透明な膜で眼球が覆われていて、眼球を保護しています。また、スズキ目の魚などは眼が左右連動して同じ方向に動きますが、フグ目の特徴である眼は、カメレオンのように左右別々に動きます。
自然界では天敵から襲われない様に警戒していなければなりませんし、周囲の様子を伺いながら餌も探さなければなりません。健康な魚ほど眼は常に機敏に動いているものです。水槽下においても混泳魚を意識しつつ餌を食べています。しかし、眼の動きが鈍く瞳孔の形状が丸みを帯びてきますと、体調が悪いという状態の表れにもなるのです。
熱帯魚ショップで実際に魚を見て買う場合でも、体調を知る目安にもなります。
アイランド・カウフィッシュ 4ヶ月経過
Category: アイランド・カウフィッシュ
アイランド・カウフィッシュを水槽に入れてから4ヶ月経過しました。私がハコフグ飼育を始めた当初(15年ほど前)は、ネットでもイラストのみという幻のハコフグでした。現在でも情報量は少なく自然界での成魚の画像も僅かしか公開されていません。
現在の容姿。13センチ程です。
一週間後に入槽。
現在の容姿。こちらも入槽当時よりは成長しましたが、大きい固体の方が優位となってしまう為、成長発育も遅いです。
スクロゥルド・カウフィッシュの幼魚ですが、まだ口も小さく摂餌量も少ないので余り成長していませんが、大きなハコフグに立ち向かってゆく事があります。
日中はまだ暑いですが、夜になると肌寒くなってきました。なんとかこの夏の猛暑をのりきったという感じですが、今のところハコフグ達は皆元気です。
現在の容姿。13センチ程です。
一週間後に入槽。
現在の容姿。こちらも入槽当時よりは成長しましたが、大きい固体の方が優位となってしまう為、成長発育も遅いです。
スクロゥルド・カウフィッシュの幼魚ですが、まだ口も小さく摂餌量も少ないので余り成長していませんが、大きなハコフグに立ち向かってゆく事があります。
日中はまだ暑いですが、夜になると肌寒くなってきました。なんとかこの夏の猛暑をのりきったという感じですが、今のところハコフグ達は皆元気です。
有毒魚
Category: 60センチワイド水槽
今日はハコフグではなく同じ有毒魚でもミノカサゴの仲間のキリンミノ(カサゴ目・カサゴ亜目・フサカサゴ科・ヒメヤマノカミ属 )。現在は5cmほどの固体です。八月二日に水槽に入れ一ヶ月余り経ちました。現在は人工配合飼料も食べるようになりました。
過去にも、シマヒメヤマノカミをコンゴウフグと混泳させていましたが、今はアイランド・カウフィッシュと混泳させています。水槽に入れた直後は餌だと思うのか吸い付いて食べようとします。コンゴウフグは食べようとした際に背びれに吸い付き毒が回ったのか食べたものを吐き出し暴れていました。同属のカウフィッシュ。コンゴウフグと性格も似ているのか?。アイランド・カウフィッシュは背鰭には刺されませんでしたが、ミノカサゴ類は背びれに毒があるぞと、背鰭の棘(きょく)を交互に動かし警告しますが、そんな事お構いなしで、それでも食べようと吸い付くので、好奇心旺盛というかとても獰猛ですね。このキリンミノ(キリンミノカサゴ)は同属の中では毒性が最も強いとか。水槽に手(素手)を入れる時には刺されないように要注意です。
過去にも、シマヒメヤマノカミをコンゴウフグと混泳させていましたが、今はアイランド・カウフィッシュと混泳させています。水槽に入れた直後は餌だと思うのか吸い付いて食べようとします。コンゴウフグは食べようとした際に背びれに吸い付き毒が回ったのか食べたものを吐き出し暴れていました。同属のカウフィッシュ。コンゴウフグと性格も似ているのか?。アイランド・カウフィッシュは背鰭には刺されませんでしたが、ミノカサゴ類は背びれに毒があるぞと、背鰭の棘(きょく)を交互に動かし警告しますが、そんな事お構いなしで、それでも食べようと吸い付くので、好奇心旺盛というかとても獰猛ですね。このキリンミノ(キリンミノカサゴ)は同属の中では毒性が最も強いとか。水槽に手(素手)を入れる時には刺されないように要注意です。